群馬大学教育学部 2019
27/48

Student'sMessage平成28年度入学 群馬県立前橋東高等学校 卒新井 聡馬 みなさん、こんにちは。突然ですがみなさんは家庭科という教科を聞いてどのようなイメージを持ちますか? 「調理」や「裁縫」などといったイメージを持つ方が多いと思います。しかし、実際の家庭科では家庭経営、被服、食物、住居、保育、消費、生活、環境など様々な学問分野を広くまなび、生活に直接反映させることができる教科なのです。 私たち家政専攻では小中学校や高校の教員になるために必要な知識と技術を身につけるべく学んでいます。日々の生活を科学的な側面から見つめ直すことで新しい発見や違った考え方を得ることができ、そこで得た知識や体験を自分自身の生活の質、いわゆるQOL(クオリティーオブライフ)の向上に直接反映させることができます。家庭科の学びは教員になる知識のみならず生活の上で必要な知識を学び実践することができるのです。 現在、家政専攻は女子学生がほとんどですが、男子学生も珍しくありません。性別の壁に関係なく家庭科を深く学ぶことは、現代日本の課題である性別役割分業の根本的解決につながるのではないのでしょうか。 大学の多様な学びを、家庭科という広い分野の中で学ぶことができる家政専攻で一緒に過ごしませんか?みなさんと一緒に学べることを心よりお待ちしています。 ●中学校家庭科食領域における調理実験の研究●衣服の素材および水分率が透け性に及ぼす影響●台風による洪水経験を伝える防災絵本の制作●中学生のレジリエンスの発達とその影響要因●消費者教育における批判的思考育成のための授業実践先輩たちの卒業研究題目前田 亜紀子准教授被服学人体̶被服̶環境をひとつの系として、衣生活を科学的にとらえます西薗 大実教授食物学科学的な視点で、環境にローインパクトな生活を田中 麻里教授私たちが生活している空間について学びましょう住居学上里 京子教授 家庭科教育学・保育学家政学とその教育は、自分と家族、そして地球を救います小林 陽子准教授生活者の視点からものごとをみてみましょう家庭科教育学・被服学実習専任教員からのメッセージ教科専門科目卒 業 研 究●被服学実習●食物学実習●生活の科学●生活学概論●家族関係学●被服科学●被服学実験●住居学概論●食物と栄養●食品の安全性●食物学実験●住居・製図実習●保育学概論●看護学●食物学実験●生活空間学●住環境デザイン実習●卒業研究※これは履修の一例です。専攻での主な授業カリキュラム1年次2年次3年次4年次教職専門科目●家庭科指導法A ●家庭科指導法B ●家庭科指導法D ●家庭科指導法CARAI SOMA25GUNMA UNIVERSITY 2019

元のページ  ../index.html#27

このブックを見る