群馬大学教育学部 2019
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黒羽 正見教授教師の成長の核心は、自己理解です。自分に注がれる他者のまなざしを大切にしましょう人のこころ、自分のこころ、見えないものを理解しようとする姿勢が大切に感じます岩瀧 大樹准教授 吉田 浩之准教授答えは現場にあるものです。学校現場から大いに学びましょう教師教育・教育実践学生徒指導・教育実践学臨床心理学・教育相談平成28年度入学高崎市立高崎経済大学附属高等学校 卒所属/保健体育専攻飯野 涼太 学校教育臨床総合センターの体験的科目「ネイチャー・カウンセリング」を受講しました。最初の2泊3日合宿では、インターネットや大学生活、日常の人間関係といったプレッシャーから少し離れた環境で、仲間と共に過ごしました。エクササイズやコミュニケーションを通して、様々な気づきがありましたが、特に自分から見たら短所であったものでも、様々な角度から見たり、仲間からとらえたりすると、長所にもなりうることはとても驚きでした。 引き続き、赤城山での子どもたちとのふれあい合宿では、指導者の笑顔がとても大切であることを体感しました。また、子どもたちに説明をしたり、一緒に遊んだりする際にも、目の前の子どもたちの状態に合わせて関わる必要性を学びました。 2つの合宿を通じて、リーダーを任せていただき、積極的に多くの人とコミュニケーションをとってメンバーをまとめたり、ディスカッションを活性化させたりすることができるようになりました。子どものことを理解するためには、直接会って話すことが大事だとわかっていても、なかなか気軽に関われないこともあります。しかし「ネイチャー・カウンセリング」で、自己理解を深め、実際に子どもたちへのサポートをメンバーと考えて実践する体験ができました。ここで得たことを、教師になったとき、子どもへの接し方、声のかけ方に活かしていきたいと思います。専任教員からのメッセージIINO RYOTAStudent's Message35GUNMA UNIVERSITY 2019

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