群馬大学 医学部 入学案内2019
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12Campus Life強い意志と、今やるべきことを考えることで未来が見える苦労した分、必ず誰かの役に立てる尾形 詩音 さん● 医学部医学科2年● 群馬県立前橋女子高等学校 出身医学科Ogata Shion Time Table1物理学実験医学統計学専門教育科目(分子病態学、生化学など)動物実験学23医学情報処理演習基礎遺伝学4lunch time昼休み5英語専門教育科目(分子病態学、生化学など)専門教育科目(分子病態学、生化学など)専門教育科目(分子病態学、生化学など)専門教育科目(分子病態学、生化学など)678910after schoolサークルサークル月火水木金医学生の内面を育てる群大ならではの講義 最も印象に残っている講義は、1年次に必修の「医の倫理学」。医療倫理の基本問題や現場での事例を基に、教授や同級生と意見交換を行います。医療に携わる者にとって、現場に存在する問題点を見つけ、目の前の相手にとってより良い医療とは何なのか、考え続けることはとても重要です。与えられた知識をただ詰め込む勉強だけをしていては、この力は身につきません。この講義では、見たこと・聞いたことの全てが考える手がかりであり、疑問の源です。こうした環境は、物事を捉える感性や考える技術を磨くことにつながりました。自分のこれからにつながる、有意義な講義でした。群馬で医師を目指すならやっぱり群大と言える理由 本学に入って良かったと思うのは、上記の「医の倫理学」を受けられたこと。24時間使える図書館も魅力的です。インターネットで得られる知識や、ネット上で発表されている資料は数多くありますが、同じものでも書籍を見ながら、実際に自分の手を動かして見るのとでは覚えやすさが違います。また、将来県内で働きたい人にとって、本学で学ぶことには学生のうちから地元の現状を知ることができるという長所があります。 私の将来の目標は、人と直接関わり、自分にしかできない形で未来に貢献していくこと。子どもが好きなので小児科や産婦人科、広い範囲で診療ができる内科にも魅かれます。自分がどんな医師として生きていきたいのか、これからも考え続けます。諦めないこと。努力は決して無駄になりません 自分がこうなりたいと思った結果が医師であるならば、どんな人にも道があり、目標を実現する方法はあります。大切なのは「なりたい」という強い希望と、その実現のために自分が今何をすべきなのかを真剣に考え、実行すること。自分が苦労した分、自分の持っているものや、誰かの役に立つものは増えます。諦めたり、マイナスにばかり考えたりはしないでほしいですね。私たちの大学生活 群馬大学医学部の学びの現場にいる先輩たちが、待っている。

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