群馬大学 医学部 入学案内2019
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27Time Table1臨床化学Ⅱ/臨床化学実習Ⅰ保健行政論細胞診断学Ⅰ23臨床生体機能学Ⅲ/臨床生体機能学Ⅳ検査管理総論RI検査技術学4lunch time昼休み5病原生物学臨床生体機能学Ⅴ/臨床生体機能学実習病態組織細胞学チームワーク実習67病原生物学実習生体防御学実習遺伝子検査学8910after school部活アルバイトアルバイト部活月火水木金Tomiyama AsukaCampus Life検査の原理が身につく丁寧な講義留学生との触れ合いを通じて広がる世界富山 飛鳥 さん● 医学部保健学科検査技術科学専攻3年● 群馬県立中央中等教育学校 出身保健学科 検査技術科学専攻私たちの大学生活 群馬大学医学部の学びの現場にいる先輩たちが、待っている。好きを仕事に、生まれ育った群馬に貢献 中等教育学校の4~5年生のとき、人の身体に関わる生物と実験が多い化学が好きになり、両方に関われる職業として臨床検査技師を目指すようになりました。本学への進学を考えたのは、地元で働いて役に立ちたかったから。オープンキャンパスで顕微鏡を使って組織や細胞を見せてもらったことで、自分のやりたいことをハッキリと自覚することができました。手作業で進める検査で深まる知識 好きな科目は血液検査学や微生物学。検査というと機械を使って結果を出すイメージが強いかもしれませんが、本学では顕微鏡を使って赤血球や細胞の中の核の形を自分の目で確認しながら進める、アナログ的な方法も多く学びます。他大学で検査技術科学を専攻している友だちから「群大は指導が丁寧だね」とうらやましがられることもあります。地味かもしれませんが、自分の手を動かして一つひとつプロセスを踏んで進めていくと、原理そのものがよく分かるし、理解度も深まります。また、チーム医療について学ぶことができるチームワーク実習も本学の特色の一つです。 私は部活でオーケストラに所属していますが、チーム医療もそれに似た部分がある気がします。大切なのは異なる役割をもつ人たちがお互いを理解し合い、同じ目標に向かって持っている力を出し切ること。1人が優れているだけでは、美しいハーモニーを奏でられません。患者さんファーストで、他専攻のみんなと協力しつつ自分の力を出し切れる有意義な実習にしたいです。海外の大学とも積極交流へ 私はワシントン大学からの留学生をサポートする交換留学委員を務めています。留学生と一緒にランチをしたり出かけたりする中で、海外の大学のことも教えてもらうこともあります。同じ検査技術科学でも、日本とアメリカではできることの範囲や内容に違いがあったり、逆に専門用語が同じだったり、発見があって楽しいですよ。本学には海外留学の制度があるので、心惹かれるものがあります。自分の気持ち次第で、海外まで可能性が広げられるのも本学ならではの良さですね。

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