群馬大学 医学部 入学案内2019
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29Time Table1整形外科学Ⅱ2作業療法評価学実習3精神医学Ⅲ神経内科学Ⅱ身体障害作業治療学Ⅰ4lunch time昼休み5地域作業療法学概論/各論日常生活活動学精神障害作業治療学Ⅰチームワーク実習67老年期障害作業治療学Ⅰ作業治療学実習日常生活活動学実習発達障害作業治療学Ⅰ89総合能力評価学10after schoolアルバイトアルバイトアルバイトサークル月火水木金Sano ShouheiCampus Life見学実習で知った作業療法士の職域の広さ利用者さんとしっかり向き合い信頼される存在に佐野 翔平 さん● 医学部保健学科作業療法学専攻3年● 群馬県立桐生高等学校 出身保健学科 作業療法学専攻私たちの大学生活 群馬大学医学部の学びの現場にいる先輩たちが、待っている。2Dでは分からない細かな部分まで確認できる群大ならではの講義 高校時代、部活でお世話になっていたトレーナーから効率のよい筋肉の動かし方や鍛え方を教わり、運動が持つ科学的な面に興味を覚えました。そして、食事や入浴などの日常生活から各人の趣味に至るまで、人が生き生きと過ごすために身体と心をサポートする作業療法士を目指すようになったのです。オープンキャンパスで先輩たちの仲の良く穏やかな雰囲気に触れ、良い大学だなと思いました。少人数制で指導が手厚いことも決め手になりました。大学の講義は、自分の興味があることばかりで楽しいですね。特に神経内科学や生理学などメカニズムを学べるものが好き。作業療法学専攻の講義で、本物の臓器などに触れられるのは本学だけではないでしょうか。2Dでは分からない細部まで確認でき、勉強になります。先輩の真摯な姿勢で知った作業療法士の真価 2年生の見学実習は気づきの連続でした。先輩が利用者さんを思って、心地よくストレスなく過ごせるようにと食事のシーンを動画に撮ってアプローチを考えていたり、原始反射をヒントにコミュニケーションを編み出していたり、工夫を重ねる姿に感動。また、行動が生まれる元となる感情を的確に判断できなければ、正しいアプローチはできないこともよく分かりました。想像力を働かせて相手を思いやることは大事ですが、そのことと自分本位で相手に感情を押し付けて勝手に判断してはいけないことにも気づかされました。見学実習だけでこれだけ多くの気付き。作業療法士の世界の奥深さを垣間見た気がしました。先輩作業療法士の姿に重ねる自分の未来 夢は、利用者さんのことを本気で考えられる作業療法士になること。忙しくても利用者さん一人ひとりとしっかり向き合い、十分な会話を持って、信頼して本音を話してもらえる存在になりたいですね。実習先で見た先輩たちの姿を忘れず、深い知識と確かな技術を身につけ、早く追いつけるようになりたいと思っています。

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