群馬大学 CAMPUS GUIDE 2019
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Student Message医師国家試験受験資格 医学部医学科を卒業することが医師国家試験の受験資格となり、医師国家試験に合格すれば医師免許を取得できます。なお、医師免許取得後に診療行為を行う場合には、所定の2年間の医師臨床研修を修了していることが法律で義務付けられています。このため、卒業生の多くは、卒業後すぐに臨床研修病院での2年間の研修を行うことを選択しています。⦆臨床研修修了後は、希望する分野の専門医資格の取得や、研究・大学院進学など、それぞれのキャリア・プランに応じて進路を決めていきます。 将来は、①主に患者さんの診療に携わる臨床医、②医学研究を行う研究医、③厚生労働省や保健所などで医療行政に携わる医師、④医学教育に携わる医師⦆などとして社会で活躍することができます。 ⦆●国立大学医学部 ●先端医学研究拠点 ●早期体験実習 ●MD-PhDコース ●医療安全 ●海外医療機関実習 医学と医療が自然科学の上に成り立ち、かつ社会の中で人を対象として行われるものであることをふまえ、医学生として、科学的知(Science)、倫理(Ethics)、技能(Skill)の3つの面にわたって自己研鑽に励むことができる人1豊かな感受性、奉仕の精神を備え、医師としてふさわしい資質を身につけることを目指して、不断の努力を積み重ねられる人2医療、医学研究、医学教育もしくは医療行政などの分野において、社会に貢献することへの志と強い信念を持っている人3本学科の教育内容を理解するために必要な総合的基礎学力を十分に備えている人(抜粋)Key Word医学部医学科北関東を代表する国立大学医学部北関東に広がる強力な関連医療機関ネットワークこのような人を求めています入学者受入方針 医学科では、教養教育から専門基礎・臨床にわたる6年間のカリキュラムの中で、将来、臨床・研究・行政・教育など様々な分野で「世界でも地域でも活躍できる医師」を目指して、科学的知と倫理、技能(SES)を広く学びます。4年次には共用試験(CBT/OSCE)、6年次には臨床実習修了後試験(Post CC OSCE)が行われます。卒業時に医師国家試験を受験し、医師免許を取得後、2年間の臨床研修に従事します。その後、多くは専門医資格の取得を目指して修練を重ねますが、大学院での医学研究と学位(博士)の取得も推奨しています。AIやグローバル化が進む社会で自分の良さを出しながら常に新しい視点を持って、成長をやめない医師になりたい。 学力の面で大学では医学的な知識や考え方も含めて本当に学び続けたなあ、という印象です。さらに群馬大学の特徴として活発な課外活動がありますが、自分もサッカー部の活動を通じて先輩や他学部の学生との係わりから、社会でのたて、よこの繋がりも同時に学べたような気がします。部活動との両立でタイムマネジメントも身につきますし、忙しいほど大変と思わないタイプなのでたくさんのことをやるのが大変、と思っていたらできないのではないでしょうか。 授業でもっとも印象深いのは臨床実習ですね。群馬大学の臨床実習は参加型で実際の医療現場で患者さんに接する機会もあって、勉強とは全く違う力をつける場になったと思います。逆に大変なのは座学です。非常に難しいですし早く現場に出たいと思いましたが、実際には座学で学んでいなければ何もできないので重要なのですが。 群馬県は群馬大学医学部あっての医療体系だと思います。地域医療の核として様々な症例を経験できたりするので、群馬大学医学部出身というのは医療に従事する人からの信頼も厚いです。他大学にはない圧倒的なメリットですね。地域医療をやりたい人でも高度な医療を目指す人でも様々な医療形態に対応できるのが群馬大学です。田村 重樹さん 医学部医学科 6年群馬県立前橋高等学校出身取得できる資格http://www.med.gunma-u.ac.jp/URL26

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