群馬大学 CAMPUS GUIDE 2019
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地域に根ざし、知的な創造を通して世界の最先端へとチャレンジし、21世紀を切り開いていく大学として歩んでいきます。 日本は少子高齢化やエネルギー自立、超スマート社会への移行そして地方創生など様々な問題を抱えています。それを支え解決する次の社会の基盤は「情報」である、と考えます。高度情報化が進み、20年後には想像もできないような社会になっているでしょう。そんな時代を構築してゆく人材に求められるものとは「あらゆるものを俯瞰的に見ることができる」、その上で「専門的な知識、技術を活かすことができる」ということではないでしょうか。 群馬大学では次世代を担いまた、リーダーとして活躍する人材育成のために次々と新しい取り組みを進めています。日本で、大学に設置されている唯一の重粒子線治療施設をはじめとして、最先端の施設として次世代モビリティ社会実装研究センター棟が完成し、企業や自治体と協働して自動運転自動車についての教育研究を開始しました。また、情報社会の基盤を構築する研究と人材育成のための数理データ科学教育研究センターや、群馬県と群馬大学の特性を活かす食健康科学教育研究センターを開設しています。 今回、群馬大学の目指す研究と人材育成を象徴するキャッチコピーとして“群を抜け 駆けろ世界を”を掲げました。来るべき高度情報化社会のリーダーを目指す皆さんをお待ちしています。群馬大学は地域に根ざしながら世界をリードする、そんな人材を育ててゆきます。群馬大学 学長 平塚浩士
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