群馬大学広報誌 GU’DAY(グッデイ) 2020 Winter
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2 ギャラリー展示1 共同教育学部設置にかかる合同記者会見3 重粒子線がん治療施設見学会ポスター日付所属または情報の種類ニュース7月24日重粒子線医学推進機構重粒子線医学推進機構の中野隆史特別教授らの研究グループは、量子科学技術研究開発機構高崎量子応用研究所、東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構との共同研究により、新たな高性能画像診断機器である「医療用コンプトンカメラ」を開発し、世界で初めての臨床試験に成功 ― PET薬剤とSPECT薬剤の同時計測・画像化に成功 ― (国際学術誌 『Physics in Medicine and Biology』にオンライン掲載)。7月29日医学系研究科大学院医学系研究科 皮膚科学の茂木精一郎准教授らの研究グループは、本学医学系研究科口腔顎顔面外科学・形成外科学、山梨大学医学部皮膚科学講座、金沢医科大学総合医学研究所生命科学研究領域細胞医学研究分野との共同研究により、治りづらい床ずれ(褥瘡)のメカニズムを解明(国際雑誌『Journal of Dermatological Science』に掲載)。9月5日共同教育学部荒牧キャンパスにおいて、教育学部の連携・協力に関する協議会が開催され、群馬大学と宇都宮大学が設置する「共同教育学部」に関する協定書を締結。「共同教育学部」の設置は全国初の取り組み。2020年度(2019年度実施)入試から学生募集を開始し、両大学の教育学部がもつ教育資源を活かし、各教科・専攻分野において幅広い教員養成教育を展開していく。[ 画像1 ]9月19日総合情報メディアセンター2019年9月19日から10月20日まで、荒牧キャンパスの中央図書館にて、本学教育学部の卒業生で詩画家として活躍されている星野富弘氏の作品展を開催。[ 画像2 ]9月25日生体調節研究所生体調節研究所所長の佐藤健教授(細胞構造分野)が、「動物初期発生における細胞内オルガネラ変換機構の発見」に対する業績が評価され、第27回(2018年度)木原記念財団学術賞を受賞。9月26日医学系研究科大学院医学系研究科 生体防御学の今井孝助教らの研究グループは、国立感染症研究所、東京⼤学、九州大学、米国Vanderbilt大学他との国際共同研究により、マラリアによる死因と防御メカニズムを解明(国際雑誌『Frontiers in Immunology』に掲載)。10月1日未来先端研究機構未来先端研究機構内に、⽣命科学の⾰新的推進を先導する最先端遺伝⼦治療ツールの開発拠点としてウイルスベクター開発研究センター(英名:Viral Vector Core、センター長:医学系研究科 平井宏和教授)を設置。10月1日グローカル・ハタラクラスぐんま群馬大学を含む県内10大学で構成する「グローカル・ハタラクラスぐんま(GHKG)」プロジェクトの一環として、沼田市と連携し、同市が県内の留学生・日本人学生16名のインターンシップ生を受入れ、地域対応型インターンシップを開始。中国成都の展示即売会に参加する市内事業者のうち、特に本プロジェクトの連携を希望する3社に対し、留学生が取材を行い、11月の中国成都販売展示即売会に向けた外国語対応(中国語など)のPR動画を作成する。10月5日重粒子線医学推進機構群馬県民の日記念事業「2019年度 群馬大学 重粒子線がん治療施設見学会」を群馬県及び高エネルギー加速器研究機構との共催により開催し、約600名が参加。[ 画像3 ]10月17日生体調節研究所生体調節研究所(個体統御システム分野)の石谷太教授(大阪大学微生物病研究所兼任)らの研究グループは、大阪大学微生物病研究所、九州大学生体防御医学研究所、オリンパス株式会社との共同研究により、組織・臓器の発生プロセスのエラー回避機構を発見(英国科学誌ネイチャー姉妹誌『Nature Communications』に掲載)。3GU'DAY Issue 07 |

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