群馬大学広報誌 GU’DAY(グッデイ) 2020 Autumn
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機会を得られたことが、GUFTに入ってよかったことのひとつです。 あと、メンバー仲がすごくいいんですよ。先輩後輩の分け隔てなくアドバイスをし合えるいい環境であることも、GUFTに入ってよかったことのひとつです。活動は大変なことが多いので、メンバーの仲が良くないと解決できない局面もあります。だから、メンバーで行事とか鍋パーティーなども開催して、モチベーションを維持しています。楽しいこともやるけれども、真面目な時は真面目にやる。メリハリがあります。   GUFTの経験をどのように生かしていきたいですか? 加工技術や設計の知識をエンジニアになって生かしてみたいというのはもちろんなのですが、それだけではなく、製作過程で壁に当たったり失敗したりしたときに、仲間と協力して解決していくことで、人間的にも成長することができると思っています。仲間の大切さを糧にして社会人になりたいです。  代表の決め方は推薦だったとのことですが、話を聞いたときはどう思われましたか? 僕、代表になると思っていなかったんですよ。正直意外でした。あとやっぱり、責任の重さを感じて、プレッシャーも感じました。1年の中で僕が選ばれた理由は、自分で言うのは恥ずかしかったりするんですけれど。先輩は「物腰が柔らかくて、みんなの意見を均等に聞けるし、広い視野を持ってチーム全体を見通せるから」だと言っていました。あとは、一通り車のことが分かっている人に代表を任せたいからという理由です。  これまでの活動を振り返って、一番印象に残っている出来事は何ですか? 2019年の大会です。僕は2019年大会の製作には関わっていなかったのですが、先輩たちが設計して作ってきたものが大会の晴れ舞台で走っている姿を見たときは感慨深かったです。 実は大会でタイヤが取れちゃったんです。その時の先輩が涙している姿からは、先輩たちが背負っていたものや、想いの深さが伝わってきましたね。自分もGUFTの活動を続けて、大きな達成感を味わいたいと思っています。   今後の活動における個人的な目標はありますか? やっぱりGUFTの活動は困難や壁が多くて、辛いんですよ。例えば、今だってコロナウイルスで思うように資金が集まらなかったりとか、作業ができなかったりします。それで、正直やめたいなって思うこともあるんです。でも、目標はこの活動をやり抜くことですね。大会での先輩の姿を見ていて、自分も大会の場で仲間と成し遂げる達成感を味わいたいと思いました。僕自身がこの活動を続けること、そして代表としてチームを存続させること。これが目標です。    最後にずばり!GUFTの魅力とは何でしょうか? 大学の授業だけでは学べないことをたくさん学べることです。理工学部生にとっては、本格的なモノづくりって大学の授業だけではできないですし、文系の学生にとっても、企業の人と実際に話したり、人前で話す機会を作ることは貴重な体験になると思っています。   最後に後輩へメッセージをお願いします! 私たちは車の製作に興味がある理工学部生だけではなく、スポンサー企業に対する資料作成やプレゼン、契約交渉などに協力してくれる文系学生の力も必要としています!学部問わずアクティブな学生をお待ちしています!17GU'DAY Issue 08 |

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