群馬大学概要 2019年度版
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教育・研究関連施設等中央図書館(荒牧地区)16GUNMA UNIVERSITY■蔵書数(2019年5月1日現在) (単位:冊)区分中央図書館医学図書館理工学図書館計和書275,41371,27585,228431,916洋書55,62559,90867,756183,289計331,038131,183152,984615,205情報基盤部門・事務情報部門 情報基盤部門は、全学の組織である群馬大学CSIRTと連携し、セキュリティが確保され安心でありながら使いやすいIT環境の実現に努めている。 荒牧地区、昭和地区、桐生地区に職員を配置し、電子メールなどのITサービスの提供、学内LANの管理運用、授業や演習等に利用される教育用端末の整備とともに、利用者へのサポートを行っている。 事務情報部門は、GUNetを利用して事務情報ネットワークを整備し、情報基盤部門と連携し、事務の効率化・情報化を推進している。図書館部門 図書館部門は、中央図書館(荒牧地区)、医学図書館(昭和地区)及び理工学図書館(桐生地区)の3館が連携・協力しながら、図書の提供・保存のほか、電子的資料に対応するため、「群馬県地域共同リポジトリ(AKAGI)」の構築、電子ジャーナルや各種データベースの整備を行っている。 各館に整備したラーニングコモンズにおいて講演会や展示会を定期的に開催するとともに、地域交流のため中央図書館内のギャラリー利用を学外者にも開放している。■全学ソフトウェアライセンス(ソフトウェアの無償配布) 学生、教職員が全学的に使用するソフトウェアの標準化と、その整備に係る経費の節減並びにソフトウェアの不正コピーの防止を組織的に取り組むことでのコンプライアンス対策等を目的として、マイクロソフト社との間で「マイクロソフト包括ライセンス契約」を締結している。当該契約により本学の教職員及び学生は、個人のパソコンにも無償でWindowsやOceの最新バージョンを利用することができる。■群馬大学学術情報ネットワーク(GUNet) 教育研究に不可欠な情報ネットワーク環境として、全学的な認証ネットワークを提供している。有線LAN は全学で利用可能であり、無線LANは昭和地区のほぼ全域と、荒牧・桐生・太田地区の右のステッカーを提示している場所で利用可能である。※総合情報メディアセンターでは、上記に加え様々なサービスを提供している。サービスの詳細については、ホームページを参照。研究部門研究部門分   野生体情報部門遺伝子情報、細胞構造、代謝エピジェネティクス、生体膜機能病態制御部門遺伝生化学、個体統御システム、分子糖代謝制御、脳病態制御附属研究施設附属研究施設分   野生体情報ゲノムリソースセンターゲノム科学リソース、疾患ゲノム研究代謝シグナル研究展開センター代謝シグナル解析、トランスレーショナルリサーチ拠点研究支援センター   _生体調節研究所研究活動の様子(細胞構造分野)教育・研究関連施設等生体調節研究所(昭和地区) 生体調節研究所では、インスリンの分泌や作用の機構、膵臓インスリン分泌細胞の分化・再生、糖尿病・肥満症など生活習慣病の成因・病態生理の解明など、糖尿病関連の研究が盛んである。また、内分泌・代謝疾患の成因・病態の基盤となる、細胞内膜輸送、細胞間・細胞内シグナル伝達、エネルギー代謝・摂食調節、ストレス・炎症応答、エピゲノム制御といった、基礎的な研究分野でも大きな成果を上げている。これらの研究によって、生体調節の異常に基づく疾患の発症予防・病態制御に寄与したいと考えている。総合情報メディアセンター 総合情報メディアセンターは、本学の教育研究支援を目的とした学術情報の収集と情報発信並びにIT基盤の整備・運用を行っている。図書館部門は、資料の整備・提供に加えて、学生のための「学びの場」としてラーニングコモンズを設置するとともに、地域の「学びの場」として学外者へのサービスにも力を入れている。情報基盤部門は、CIO(情報化統括責任者)のもと情報化を進めるとともに、情報セキュリティインシデントへの対応を迅速かつ一元的に行うことを目的として全学の危機管理室に設置された「群馬大学CSIRT」と緊密に連携し、情報セキュリティの確保において重要な役割を果たしている。

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