群馬大学概要 2019年度版
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国際センター数理データ科学教育研究センター食健康科学教育研究センター未来先端研究機構内分泌・代謝学共同研究拠点(生体調節研究所) 国際センターは、群馬大学の国際化事業を一元的に行う全学的な組織として2017年5月に設置された。教育・研究両面での国際交流と留学生交流等を推進するため、国際交流協定の締結、国際交流に関するプロジェクトの推進をはじめ、外国人留学生のための日本語等の教育プログラムの実施、修学・生活に関する指導や相談を行っている。また、学生の海外派遣等に関する助言及び支援を行うことを目的としている。 数理データ科学教育研究センターは、超スマート社会(Society 5.0)の実現に向けて、本学の特色である実データを用いたデータ科学や情報数理に係る教育研究を実施することを目的に、2017年12月に設置された。 センター内の3つのユニット「情報数理ユニット」「データ科学ユニット」「医療情報ユニット」が連携して教育研究に取り組むことで、社会のあらゆる分野においても実践的に活躍するための数理的思考力を持った人材の育成、ICTを活用した教育手法の開発研究及びビッグデータを含む実データを用いた実践的な研究等を進める。 食健康科学教育研究センターは、県内農作物を用いたエビデンスベースの高機能食品の開発、ブランド化、食品残渣の高度利用、輸出促進等を通じて、これまで本学が力を入れてきた地域貢献をより一層推進するため、2017年12月に設置された。 本学は、医学系研究科、保健学研究科における食の安全安心に係る分析機能、生体調節研究所における生活習慣病の予防開発機能、理工学府における食品開発・先端加工・製造技術の教育研究機能、さらに教育学部や社会情報学部における食育、健康志向、ブランディングの教育研究機能等を有している。本センターが中心となり、これらの機能を活用して文理の広い分野における食と健康に係る教育研究及び地域貢献を行う。 未来先端研究機構は、群馬大学が強みを持つ統合腫瘍学(重粒子線によるがんの治療開発等)や内分泌代謝・シグナル学(生活習慣病の病態解明等)、元素科学(炭素・ケイ素・フッ素の元素特性を活用したエネルギー開発)などの研究分野において世界水準の研究力を強化することを目的とし、先端的な研究組織として2014年4月に設置された。 本機構では、グローバル化に対応するため、年俸制を導入するとともに、世界トップクラスの海外研究機関から研究者を招へいして海外ラボラトリーを設置し、国際共同研究を実施している。 内分泌・代謝学および関連領域において、臨床医学研究者を含む研究者コミュニティーから要請された共同研究を、研究材料や解析技術の供与によって推進する。そして、その成果発表、研究交流を通じて、当該領域における研究者の育成に寄与する。教育・研究関連施設等20GUNMA UNIVERSITY学内共同教育研究施設等共同研究拠点等教育・研究関連施設等日本伝統文化実践「邦楽器演習」実験の様子シンポジウムの様子海外ラボラトリー研究活動の様子

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