群馬大学概要 2019年度版
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GU Topice-learning教材作成風景附属小学校におけるプログラミング教育群馬県農業技術センターとの研究連携に係る覚書を締結リカレント教育2GUNMA UNIVERSITY01GU Topic 数 理データ科学教育研究センター・食 健康科学教育研究センターの設置 第4次産業革命や超スマート社会(Society 5.0)と謳われる社会を支える革新的基盤技術である人工知能・ビッグデータ、IoT、統計手法等のデータ利活用技術が経済発展の鍵を握る中、これら革新的技術を担うデータサイエンティストや情報セキュリティに強い人材の育成が喫緊の課題となっています。今やどの産業分野においてもデータ(情報)の利活用は必須で、どのような職に就いてもデータ利活用のリテラシーが必要です。 2018年度、本センターは、文部科学省が進める「大学の数理・データサイエンス教育強化」の協力校に選定されました。本学全学部学生に数理及びデータサイエンスに係るリテラシー教育を行うとともに、周辺の連携大学に対し、その内容の普及活動を行うことで、社会において実践的に活躍するための数理的思考力を持った人材の育成を進めます。 また、研究面においては、センター内の「情報数理ユニット」「データ科学ユニット」「医療情報ユニット」が連携して、ICTを活用した教育手法の開発研究及びビッグデータを含む実データを用いた実践的な研究等を進めます。 近年の食品業界のニーズは、健康志向の年々の増加を受けて「健康・美容」などの展開が図られており、食の機能性のエビデンスベースでの評価等による高付加価値化への取組は益々期待されています。 本センターは、本学が有する食の安全安心に係る分析機能、生活習慣病の予防開発機能、食品開発・先端加工・製造技術の教育研究機能、食育、健康志向、ブランディングの教育研究機能等、文理の広い分野において食と健康に係る教育研究及び地域貢献に資する機能を活かし、地方自治体及び産業界等と連携して教育研究に取り組むことを目的とした教育研究組織です。本センターでは、県内農作物を用いたエビデンスベースの高機能食品の開発、ブランド化、食品残渣の高度利用、輸出促進等を通じて、これまで本学が力を入れてきた地域貢献をより一層推進し、地域産業の振興及び健康寿命の延伸に寄与します。(数理データ科学教育研究センター)超スマート社会の実現を目指して(食健康科学教育研究センター)地域産業の振興と健康寿命の延伸を目指して0101

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