群馬大学 医学部 入学案内 2020
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14貴重な経験、実践的な講義で芽生える医大生の意識Campus Life実習で学ぶ意識に変化 5年生になり、本格的な実習がスタート。今は内科で患者さんに問診をしたり、カルテを書いたりしています。学生のうちからこのような本格的な実習ができるのは貴重。事前に十分に練習をしたものの、実際に患者さんを目の前にするとものすごく緊張しました。先輩医師の姿を見て、冷静に診察をし、検査値を見ながらテキパキと対応することがいかに大変なことかがよく分かりました。実習を終えて変わったのは、学ぶ意識。大学受験を含めて今までは試験に合格するため、良い点数を取るための自分よがりの勉強でしたが、患者さんのために学びたいと、勉強する意義がハッキリしました。堅実で誠実、貴重な経験ができる大学 全国各地の医学部に進学した高校時代の仲間と話すと、同じ医学部でも大学によってカラーや、力を入れている科目が違うことに気づかされます。群大が重きを置いているのは、生理学と細菌学だと思います。生理学はすべての基本。細菌学は臨床の現場で必ず役に立つものなので、群大は土台となる部分を大切にしている堅実で誠実な大学だなと感じますね。また、同じ敷地内にあるのが大学病院ですから、たくさんの患者さんが訪れます。中には他では接することのできない症例を目にすることもあります。このような経験をさせてもらえるのも、群大ならではの大きなメリットだと思いますね。医学部を目指す明確な動機が及ぼす大きな影響 高校時代は、夜8時まで部活。その後、友だちと教室へ戻って10時まで勉強をし、1時間半かけて帰宅というハードな毎日でした。この経験は大きな自信となり、どんなことでも乗り越えられると思える強さが身につきました。高校生のときは、妥協しないであえて厳しい道を選ぶと、得られるものも大きいと思います。医学部への進学を考えている方には、なぜこの道を目指すのかを明確にしておくと良いと思います。医学部の勉強量は多く、覚えることも膨大。6年間、モチベーションを保つのは大変ですが、自分なりの目的をしっかり意識できると、凹みそうになる時も自分を奮い立たせることができますよ。医学科蜂須 康亮● 5年生● 埼玉県立浦和高等学校 出身月火水木金1病棟/外来実習病棟実習肝機能の読み方・腹部エコー病棟/外来実習上部消化管内視鏡病棟/外来実習234lunch time昼休み5内分泌代謝疾患新患カンファ・病棟回診・チームカンファERCP内分泌カファレンス クリニカルリサーチカンファレンス糖尿病カンファ病棟実習 内分泌画像講義実習総括678910after schoolTime Table

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