群馬大学 医学部 入学案内 2020
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20 看護学専攻の教育目標は、地域完結型医療のなかの看護職として、健康問題を有する人々に接する真な態度と生涯にわたる自己学習の習慣を身に付けることにあります。将来、保健医療福祉におけるチームの中で看護のリーダーシップを発揮でき、さらに、世界の看護に視野を広げ、国際看護協力が実践できる人材を育成します。看護師または保健師、助産師になるために、看護学の基本的知識、技術を修得することを目指します。 看護学専攻のカリキュラムは、①人間の身体的・精神的側面、人間を取り巻く社会環境についての学習、②看護学の基礎理論や方法論の学習と看護実践能力、③人間のライフサイクル各期における健康の保持増進を図るための知識と援助技術、④看護活動の場の拡大に対応した看護実践能力、⑤健康障害者の看護を実践する知識と援助技術・態度、⑥国や地域レベルの健康課題の解決とシステムづくりに関わる看護実践能力、以上の修得を目指します。看護の専門性を発揮できる地域完結型看護・国際看護協力が実践できる能力を育成します。教育の特色● 保健学の研究者・教育者の養成● 高度専門医療人の養成● WHO協力センターにおける国際的チーム医療教育● アメリカやアジアの大学との交換留学・国際交流教育の特長 Department of Nursing 看護学専攻生命、個人を尊重し、根拠ある看護を提供するために、看護の専門的知識や技術を学びます。病気を予防する健康教育、健康回復への支援、終末期ケア、人間のライフサイクル各期における看護、地域での暮らしや看取りまでを見据えた看護を習得し、高度・専門化した保健医療福祉に対応できるような教育を行います。 検査技術科学専攻では、「全人的医療」、「チーム医療」、「バイオサイエンス」をキーワードとしています。遺伝子検査等の最新の検査技術の教育、臨地実習、チームワーク実習を通して、高度な技術・知識のみならず確固たる倫理観、豊かな人間性、他職種との連携能力を備えた臨床検査技師の育成を目指しています。 本学は、細胞検査士養成コースを開設しており、修了者は同資格認定試験(日本臨床細胞学会)の受験資格を得られます。また、1年間の卒業研究のカリキュラムを通して、臨床検査学領域の研究手法及び思考法を習得できます。更に、ワシントン大学との交換留学を実施し、国際的な視野を持つ臨床検査技師の育成を目指しています。高度な知識と技術を備え、国際的な活躍ができる臨床検査技師を育成します。教育の特長 Department of Laboratory Sciences 検査技術科学専攻検体検査・生理機能検査・遺伝子検査といった、日々発展する検査技術分野の専門知識や技術を身に付け、高度・専門化した医療を支える人材となれる教育を行います。保健学科Health Sciences Curriculum

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