群馬大学 医学部 入学案内 2020
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26豊村 暁 医療基礎学 准教授脳波(EEG)や機能的磁気共鳴画像法(fMRI)を用いて、ヒトの運動制御に関する神経科学研究を行っています。特に「吃音(きつおん)」を調べています。大西 浩史 医療基礎学 教授生体制御に関わる細胞シグナルの分子メカニズムと機能についての基礎研究を行っています。生命システムの姿を明らかにして、これらを基盤とした次世代の保健・医療の創出を目指します。林 邦彦 医療基礎学 教授女性コホート研究において、各種の生活保健習慣が健康にどのような影響を与えているか、経時的調査から検討しています。また、子宮内膜症患者コホート研究など、疫学という研究法で予防や治療の評価を行っています。後藤 七海 応用検査学 助教ゲノム情報を守るDNA修復経路と、免疫担当細胞を制御するサイトカインを中心に研究しています。血液系のがんや自己免疫疾患との関連を解明し、新しい検査や治療戦略につなげることを目指しています。小林 さやか 応用検査学 助教専門は病理組織・細胞診断学で、学部教育では標本作成技術や細胞診断学の実習を担当しています。また患者さんから採取された組織材料を用いて、核の形状変化と画像解析を研究テーマとしています。松本 竹久 応用検査学 講師教育では病原細菌の同定・薬剤感受性検査などの臨床微生物検査を担当しています。研究では病原細菌を対象として、菌の栄養要求性に関する研究や、新しい細菌培養・検査法の開発を目指した研究に取り組んでいます。松井 弘樹 応用検査学 准教授生理機能検査を専門に授業や実習を担当しております。研究では、脂質組成が循環器・呼吸器疾患に及ぼす影響について、分子レベルの解析と画像解析を合わせて解析することで、疾患の予防に向けた検討を行っています。齊尾 征直 応用検査学 教授細胞診において重要な観察項目の一つである核について、核の形状変化の機序の解明を各種疾患を用いて検討しています。また、細胞が細胞を食べこむ細胞内細胞現象の解明にも精力的に取り組んでいます。齋藤 貴之 応用検査学 教授専門は血液学と免疫学です。血液疾患の新しい治療法の開発のために、疾患に関連するDNA損傷や免疫反応について研究しています。http://ketsuken-gunma.kenkyuukai.jp/special/?id=16646嶋田 淳子 応用検査学 教授当研究室では国際感染症であるマラリアやトリパノソーマを対象として分子生物学的研究を行っています。病原体感染による宿主応答などについて分子レベル、細胞レベルで解析し、薬剤開発の研究も進めています。横山 知行 応用検査学 教授心電図、肺機能、超音波、MRI、脳波などの生理機能検査を担当しています。現場のニーズに十分に応えられる臨床検査技師を目指すとともに、呼吸循環器に関する幅広い研究を行っています。茂原 美穂 基礎検査学 助教神経疾患についての研究を培養細胞を用いて行っています。治療に繋がる研究を目指しています。笠松 哲光 基礎検査学 助教血液疾患、特に血液腫瘍を対象として、分子生物学的・免疫学的技術を用いた研究を行っています。疾患と宿主との関係を解明し、新しい検査・診断法の開発を目指しています。鬼塚 陽子 基礎検査学 助教感染症、特に寄生虫症に着目し研究しています。どのようなメカニズムで感染し、症状を引き起こすのか、ヒトと寄生虫の相互作用を細胞生物学的手法を用いて解析し、迅速診断や感染予防に役立てたいと考えています。時田 佳治 基礎検査学 助教「食と健康と臨床検査」をキーワードに、海産物に含まれる硫酸化多糖の健康効果のメカニズムの解明や食後の血清脂質変化と生活習慣病とのかかわりを明らかにし、臨床検査に応用するための研究に取り組んでいます。柴田 孝之 基礎検査学 准教授当研究室では「光」を利用して、疾病に関与する生体分子を高感度かつ特異的に検出する技術の開発を行っています。また、実際に臨床検体を使用して研究を展開し、新しい臨床検査法の創製を目指しています。西島 良美 応用検査学 講師病理・細胞診分野の実習や細胞検査士養成コースを担当しています。形態学的手法や分子生物学的手法を用いて、婦人科病変の早期発見、早期診断に繋がることを目指した研究を主に行っています。安部 由美子 基礎検査学 准教授胎盤の炎症性疾患である絨毛膜羊膜炎は早産の主因で、児の慢性肺疾患や脳室周囲白質軟化症の発症リスクを増加させる疾患です。絨毛膜羊膜炎とホルモンや増殖因子との関係について、基礎医学的研究を行っています。中村 和裕 基礎検査学 教授たんぱくが異常に折りたたまれ、その結果として神経細胞が障害を受ける脳の病気の研究をしています。生化学的な手法に加えて、工学的なアプローチによる治療戦略を考えています。輿石 一郎 基礎検査学 教授生体内で恒常的に産生される活性酸素種、活性窒素種および活性硫黄分子種は生体のホメオスタシス維持に必須の分子種です。これら分子種の生体内でのカイネティクス・ダイナミクスを解明しようとしています。検査技術科学専攻

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