群馬大学 医学部 入学案内 2020
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29原理から学べる丁寧さ、細胞検査士養成コースに魅力国立大で稀少な細胞検査士養成コース 臨床検査技師という職業を知ったのは高校生のとき。検査技術学専攻の塾講師から聞いた大学の講義内容が実験的で面白そうだったのと、医師が治療方針を決める大事な要素である検査に関わる職種の重要性に魅かれました。群大を選んだのは、細胞の病理検査を専門とする細胞検査士を養成するコースがあったから。学生のうちに高度な専門知識を学べるチャンスがあるのは貴重ですし、自分のやる気次第で可能性を広げられる点に魅力を感じました。群馬には知人がいませんでしたが、1人の教授が数人の学生を入学から卒業まで指導してくれるチューター制があるので、不安は感じませんでした。アナログな手法で検査の原理を理解 大学の講義で特に好きなのは、血液検査学。「検査」というと最先端の機械を使ってボタン一つで結果を出すイメージがありますが、群大では顕微鏡で赤血球や細胞を確認するアナログな方法も学びます。自分の手を動かして原理を学ぶことで、一つひとつ考え、確認しながら答えを出していくことができます。行き着くところは同じでも、その過程を理解しながら進めるのとそうでないのでは、結果の持つ意味が違うと思います。 放課後はサークル活動。ボランティアサークルで委員長を務めるようになって、1人でやるには限界があり、仲間の助けが欠かせないことを学びました。そういう意味では、サークルもチームワーク。人との関わりから学ぶことは多いと感じています。学科を超えた横のつながりもでき、世界がぐんと広がります。大学院進学と大学病院勤務でスペシャリストを目指す 将来の夢は、大学病院の検査室で働くこと。検査の数が多いし、種類も多様。学んだことが存分に生かせ、検査の道を極められそうだと思ったからです。卒業後は、大学院進学も目指しています。同じ敷地内に大学・大学院という教育機関も、附属病院もあるのは、群大ならではの強み。大きな夢が持てるのも、自分の可能性を生かすフィールドがあるのも、このような恵まれた環境を持つ群大ならではの良さだと思います。保健学科 検査技術科学専攻佐藤 勇輝● 3年生● 茨城県立竹園高等学校 出身月火水木金1臨床化学Ⅱ保健行政論細胞診断学Ⅰ23臨床生体機能学Ⅲ/Ⅳ医療統計学演習臨床化学実習Ⅰ検査管理総論RI検査技術学4lunch time昼休み5病原生物学臨床生体機能学Ⅴ病態組織細胞学チームワーク実習67病原生物学実習生体防御学実習臨床生体機能学実習遺伝子検査学8910after schoolTime Table

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