群馬大学 CAMPUS GUIDE 2020
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荒牧キャンパスTOPICS1学部パンフレットを学生たちで制作しています! 社会情報学部では、学生自らが学部パンフレットを制作しています。「受験生をはじめとする皆さんに、社会情報学部の魅力をわかりやすく伝えたい」という想いのもとに活動しています。良いページ、良いパンフレットを作るため、納得のいくまで話し合い、学生や教職員の皆さんなど多くの方にも助けていただきながら、様々な過程を経て一冊のパンフレットが完成します。マスコミ・編集・デザイン関係の仕事に興味がある人や、何かを作ることが好きな人、好奇心のある人にはとてもやりがいのある活動です。あなたもぜひ、私たちと一緒にパンフレットを制作しませんか!TOPICS2プロジェクト科目を開講しています ●プロジェクト科目A-Ⅰ 「メディアと文化」ディレクション学生向けのプロジェクト科目です。2018年度は、前橋市のある地域を取り上げ、“地域をより活性化させるための情報発信事業”の企画立案に取り組みました。現地視察に加えて、様々なアイデア創出技法を実践しながら、(1)地域が活性化しているとはどういう状況か、(2)どんな情報を誰に向けて発信するか、(3)用いるメディアと効果は、などグループに分かれて検討し企画を練り上げました。成果発表会には、前橋市の現役職員9名の参加があり、学生たちは行政のプロを前に緊張しつつも、半年間考えた成果を立派に発表しました。前橋市の方からは、「地域活性化には若い力が必要。今後も連携していきたい」とのコメントをいただきました。 ●プロジェクト科目A-Ⅱ 「公務と法律」ディレクション学生向けのプロジェクト科目です。地域社会の抱える課題を通して、人権保障、法と行政のあり方について理解を深めます。2018年度は、群馬県草津町でフィールドワークを行いました。4人で1つのグループを作り、ハンセン病患者と地域社会との関わり、ハンセン病政策と栗生楽泉園の歴史などを調査しました。また、栗生楽泉園の入所者、園職員、その他関係者、計14名にインタビュー等を行いました。ハンセン病に関する正しい知識の普及、偏見・差別をなくすために、自分たちに何ができるのかを考え、実践します。 ●プロジェクト科目A-Ⅲ 「経済と経営」ディレクション学生向けのプロジェクト科目で、授業はグループワークが中心です。まず、デザイン思考の手法を学び、その実践として群馬県の観光産業について、地域資源を活かしたモニターツアーを企画します。この授業は地域で活躍する方々の協力を得て行っています。これまで、前橋・赤城山などを対象に検討してきました。企画には情報収集がかかせません。実際に赤城神社やぐんまフラワーパークなどを訪れて情報を集め、意見を交わして企画しました。企画内容によってはツアーを実施する場合もあります。 社会情報学の深化を目指し、行政、企業、NPOなどの組織における意思決定に具体的・実践的に関与できる高度専門職業人の養成と、人間と情報化の共存という視点に立って高度情報社会の諸問題や各組織のあり方を考究できる実践的研究者の養成を目的としています。講義は昼夜開講制、高崎サテライトで開講される科目もあり、地域社会・企業で指導的立場を担う人材を育成しています。さらに、積極的に外国人留学生の指導を行って国際社会に貢献しています。さらに学びたい人へ大学院社会情報学研究科 PBL ( Project Based Learning ) とは、課題解決プロジェクトにグループで取り組む教育方法のことで、新しい教育方法として注目されています。学生の主体的な学び、知識の統合、総合的な理解、グループワークの重要性についての体験的理解などが期待されています。 このPBL型の科目であるプロジェクト科目は、3つのディレクションに対応する形で開講されています。プロジェクト科目とは草津町教育委員会の職員さんを講師に招いた勉強会の様子栗生楽泉園入所者さんの居室訪問の様子プレゼンを行う学生前橋市役所職員による質疑17

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