群馬大学 CAMPUS GUIDE 2020
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 数理データ科学教育研究センターは、Society 5.0の基盤支援に向けて情報数理及びデータ科学を中心とした情報学分野の教育を展開するとともに、これらの素養を持った人材の育成及び研究の推進を図ることを目的とした教育研究組織です。 全学部初年次学部学生が、一般教養として数理及びデータサイエンスに関するリテラシーを身につけられるよう、教養教育科目「データ・サイエンス」を2020年度に開設するための準備を進めています。1,000名を超える初年次学部学生への教育の質を均一にするため、情報通信技術(ICT)を活用した教育手法(e-learning等)を活用することを想定しており、その環境整備を進めています。また、初等中等教育におけるICTを活用した教育法の研究も進めています。学内外の組織と連携し、プログラミングに関する児童・生徒向けの教室や教員向けの研修を通じ、論理的思考を身につけさせるための指導法などを研究しています。 また、本センターではデータ(情報)の利活用に関する教育研究を推進しています。今やどの産業分野においてもデータ(情報)の利活用は必須で、そのノウハウに対する社会からのニーズも非常に高いものとなっています。本センターでは、ビッグデータを含む学内外の実データを用いた研究を推進するとともに、これらの素養を持った各分野の実務家及び研究者の育成を図っています。また、独立行政法人統計センターと連携し、統計法に基づく調査票情報のオンサイト利用に係る施設を学内に設置し、研究者へデータ利活用に必要な統計情報を提供しています。数理データ科学教育研究センター~Society5.0を支える教育研究組織~スタジオにて全学部学生用のe-learning教材を作成e-learning教材作成用の専用端末附属小学校におけるプログラミング教育オンサイト施設独立行政法人統計センターの有する調査票情報を提供URLhttps://www.cmd.gunma-u.ac.jp22

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