群馬大学 CAMPUS GUIDE 2020
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昭和キャンパスぐんぐん進もう!大学院保健学の研究や教育に興味のある人は大学院進学がお勧めです。大学院(保健学研究科)は、前期課程(2年間)と後期課程(3年間)で構成されています。大学院では、興味のある専門分野での知識・技術・研究能力を更に高めるカリキュラムを通じて、優れた研究者・教育者そして実践者(プロフェッショナル)を育てます。前期課程を修了しますと修士の学位が授与され、後期課程を修了しますと博士の学位が授与されます。さらに学びたい人へ大学院保健学研究科TOPICS1ガッチリ、団結!チーム医療教育 保健学科の看護・検査・理学・作業の学生に加えて、医学科や他大学の学生ともチームを組んで、チームワークトレーニングを行っています。ゲームや患者検討等のグループワーク、医療現場での実習を通して、各職種の役割や協働について学びます。また、「日本インタープロフェッショナル教育機関ネットワーク」を組織、他大学との連携やアジア地域の医療人育成にもつとめています。これらの活動が評価され、平成25年WHO協力センターに指定されました。これは「多職種連携教育の研究・研修を行う」世界唯一の専門機関です。TOPICS2キラリ、ヒカル!国際交流と研究活動 アメリカやオーストラリア、アジア諸国等の国際的な交流を行っています。また、研究や教育を推進するために、保健学研究・教育センターが設置されています。このセンターには①国際保健、②地域保健、③高度専門職養成、④多職種連携教育及び⑤保健学研究の5つの推進室があり、それぞれの分野で学生や研究者をサポートしています。TOPICS3ハイレベル!専門職である教員による指導 看護学講座では、がん看護、老人看護、慢性疾患看護、母性看護の4つもの専門看護師養成を大学院で行っています。専門看護師は水準の高い看護ケアを効率よく提供するため、特定の専門看護分野の知識・技術を深めた看護師です。また、臨床研究コーディネーター(CRC)管理者養成コースを開設し、CRC、データマネージャー(DM)なども養成しています。学部では、これらの資格をもつ教員やその人材を育てる実務経験豊富な教員が熱い授業を行っています。TOPICS4ホットな!「地域完結型医療・看護」に向けた教育 厚生労働省は、住み慣れた地域で最期まで自分らしい暮らしを続けるための「地域包括ケアシステム」の構築を推進しています。そのためには、人材育成が欠かせません。保健学研究科では、平成26年度文部科学省「課題解決型高度医療人材養成プログラム」の事業に採択され、群馬県内の病院、施設、在宅機関、行政、住民が一丸となって「在宅ケアマインド」を持つ人材を養成しています。学部では1年生から4年生まで、従来の病院完結型医療を脱却した地域完結型医療・看護に向けた教育に力を入れ、地域にも出かけて学習しています。また、大学院生や現役看護師に対する教育も行っています。まさに、保健学界において先駆けた教育を実践しています。TOPICS5フレンドリー!きめ細かな相談のチューター制度 各教員が学生を受け持ち、入学時から卒業まで学生生活全般についてサポートする「チューター制度」を設けています。31

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