群馬大学 CAMPUS GUIDE 2020
37/64

昭和キャンパス 本センターは、世界でも2番目に大学に設置された重粒子線を用いたがん治療施設です。重粒子(炭素イオン)を最高で光の70%程度の速度まで加速する直径約20mのシンクロトロン加速器と3治療室ならびに付帯設備を持っています。この治療装置は、重粒子線治療の普及を目指して小型化されたもので、国際的な注目を集めています。 本学では、群馬県との共同事業として、平成18年度にこの施設の建設に着手し、日本で初めて大学病院に併設された施設として、平成22年3月に治療を開始し、海外からも患者さんを受け入れています。設置後の運営においては、県内医療機関と連携して、施設を効果的に活用し、群馬医療圏に高度な統合的がん医療体制を構築し、重粒子線照射施設を全国の諸地域に配置する場合の施設活用のモデルとなることを目指しています。 また、本センターでは、年に一度、秋に施設見学会を開催しており、多くの方にご参加いただいています。 医学図書館は、昭和キャンパスにある医学系の図書館です。医学系の専門書、学術雑誌、ライブラリー「患者さんのこころ」など医学教育、研究に有用な資料を収集・提供しています。静かに勉強できる閲覧室、数人で相談しながら学習できるラーニング・コモンズがあります。パソコンコーナーでは、レポートの作成、電子ジャーナルの閲覧、データベース検索などができます。館内は無線LANが利用できます。 ポスター展示や医学・医療系のテーマで図書の展示などを行っており、学生や教員の教育・研究成果の発表の場としても活用されています。ラーニング・コモンズ「プラティア」(1階)グループで相談しながら学習できるスペースです。ライブラリー「患者さんのこころ」(1階)闘病記、介護記など患者さんの気持ちを理解するための図書をそろえています。リフレッシュコーナー(1階)学習の息抜きや食事に利用できる飲食可能なスペースです。西側閲覧室(2階)静かに集中して勉強できるスペースです。パソコンコーナー(1階)レポートの作成、電子ジャーナルの閲覧、データベースの検索ができます。重粒子線医学センター(重粒子線照射施設)URLhttps://heavy-ion.showa.gunma-u.ac.jp/総合情報メディアセンター(医学図書館/情報基盤部門昭和分室)33

元のページ  ../index.html#37

このブックを見る