群馬大学広報誌 GU’DAY(グッデイ) 2021 Winter
14/40

そこから伸びていったのは、群馬のいろいろな企業からのご協力があったから。感謝だよね。福井:再生回数も本編に関しては累計25,000回、予告編等を含めれば6万回に迫る勢いになってきた。地域の報道誌や、群馬のみならず全国の地方紙、メディアにも取り上げていただいたので、さまざまなルートから、映画『突然失礼致します!』を知っていただけたと思う。映画たるもの、コロナ禍が落ち着いたら劇場で上映したいという思いもあったわけだけれども、2021年1月に高崎で正式な上映会を実現できる見込みとなったね。熊谷:地域への感謝だね。最初に支援してくれた高崎フィルムコミッションで上映できる結果になったというのも感謝だね。そしてなによりこの大学が寛容だったね。福井:コロナウイルス感染症拡大の影響で、リモートであれなんであれ、課外活動を全面禁止している大学もあったし。熊谷:例えば群馬トヨタ様からもご支援いただいているんだけど、それは群馬大学が広報してくれたからなんだよね。大学が協力的だったのはありがたいことだったよね。福井:ここ群馬だからこそ。熊谷:企画当初は東京と群馬で上映できるといいな、くらいに思っていたのが、全国規模で上映できるようになった。今後が楽しみだよね。福井:全国規模で上映できるから、すごい速度で伝播してゆくだろうなと思う。熊谷:金字塔とまでは言わないけど、試金石にはなったと思う。ここからどう広がってゆくか楽しみ。福井:劇場公開になったら、インターネットで知ってくれた人だけでなく、映画文化に精通した人も見てくださるから、そういった方からの評価は怖くもあり、ドキドキもするよね。熊谷:いつかは通らなくちゃいけない道だね。福井:学生のうちにできて良かったよね。コロナ禍だからこそできた企画だった。※SIJ(Social and Information Journal)とは:群馬大学社会情報学部の学生が制作しているフリーペーパー&サークル名。2009年から年1回のペースで発行している。https://www.sij.ac.nz/about/14| GU'DAY Issue 09

元のページ  ../index.html#14

このブックを見る