群馬大学広報誌 GU’DAY(グッデイ) 2021 Winter
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「群馬大学基金における経済的困窮学生に対する修学支援金事業計画」に基づき、授業料免除申請者の中から経済的困窮度が高く、意欲と能力のある学生12名(前期6名、後期6名)に、一人あたり20万円の修学支援金を給付することができました。ご寄附をいただいた皆様に感謝をし、地域に貢献できる多くの学生を育てていきます。2019年度は、「学生の修学支援に資する事業」に4,840千円、「大学運営全般に係る事業」に1,006千円、「重粒子線治療の普及・発展に資する事業」に205,662千円、支出しました。それら皆様からいただいたご寄附をどのように活用させていただいたかを、詳しくご説明します。▪ 経済的困窮学生に対するサポート2019年度の活用事例▪ 学生の海外派遣をサポート本学では、グローバル社会において活躍できる人材を育成する目的で、留学意欲のある学生に対し、交換留学や短期研修といった海外派遣のための奨学金制度を実施しています。2019年度は延べ204人の学生に海外留学を経験させることができましたが、そのうち32人が、本基金からの支援を受けて海外留学(アメリカ、オーストラリア、韓国、シンガポール、スロベニア、ドイツ、フランス、ベトナム、マレーシア、モンゴル)しました。群馬大学基金を通じた寄付者の皆様の経済的支援が多くの学生にとって留学への後押しとなっています。学生の修学支援に資する事業群馬大学では学生に対する支援、教育研究の質の向上および社会貢献活動の充実等を図ることを目的とし、「群馬大学基金」による寄附金を募っています。皆様からお預かりした寄附金は、「学生の修学支援に資する事業」「大学運営全般に係る事業」「重粒子線治療の普及・発展に資する事業」「学生等の研究等支援に資する事業」の4つの分野で活用されます。群馬大学基金の活用についてその1群馬大学基金ホームページはコチラ ▲群馬大学基金事業報告書2019年度はコチラスロベニア首都リュブリャナの旧市街マレーシアにあるMARA技術大学多様な交換留学生が集うリュブリャナ大学社会学部MARA技術大学での英語授業の様子33GU'DAY Issue 09 |

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