群馬大学広報誌 GU’DAY(グッデイ) 2021 Winter
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    今後の『とあ桐』について聞:7月末の第10回で『とあ桐』の定期放送は終了したということですが、7月末以降も数回に渡って不定期放送をしていましたよね。今後の形としてはどのようになるのでしょうか?岡﨑:不定期放送は夏の特別回として、8月に1回、9月に2回の合計3回、そして10月に1回行いましたね。10月に放送した第13回をもって、正式に『とあ桐』を終わりにしました。聞:今後再開することは無いのでしょうか?岡﨑:今のところ未定なんですよね。上野:2人とも卒論で忙しいから……。岡﨑:そう。卒論が(笑)。卒論が終わってからか、新入生が入るタイミングでまたやりたいなとは思います。上野:前は『とあ桐』のための時間を取ることができたので、資料作成などの凝ったことができたのですが、今はそれができないのでやめています。復活するときは、裏方をやりたい人を仲間に入れて放送するのもありですね。2人だと気心が知れている上に、少人数だからスピード感があったのは良かったんですけどね。岡﨑:確かに。2人だけでやっていたから大変でしたね。『とあ桐』活動中から、「誰か裏方を入れるか」といった話や、「ゲストを呼びたいよね」という話はしていたのですが、結局ゲストとして呼べたのは特別回の最初と最後の2回だけだったので、まだまだやりたいことは溜まっています。でも現状だと自分たちの理想を超えないと思うので、一度やめて来年パワーアップしようと思います。上野:春にまた時間に余裕が取れたらって感じですね。岡﨑:「きっと(今年の放送を聞いていた)皆さんは学校には慣れたでしょう」と言って、復活したいですね(笑)聞:またお二人の放送を聴けるのを楽しみにしていますね。    『とあ桐』をやって得られたこと聞:全16回に渡る『とあ桐』の放送の中で、特にリスナーからの反響が大きかった回や記憶に残った回、大変だった回はありますか? 印象に残ったことを教えてください。岡﨑:どの回だったか忘れたのですが、30人視聴してくれた回があったんです。凄い嬉しかったです。上野:その回は(Zoomの)チャットにコメントを寄せてくれたリスナーがいたのも嬉しかったですね。あと一番うれしかったのは、HPのお便りフォームに感想などを書いてくれる人がいたことですね。岡﨑:「いつも聴いてます」みたいな感想、嬉しかったよね。手ごたえを感じました。上野:個人的に印象に残っているのは七夕企画の時ですかね。七夕企画では、リスナーから願いごとを募集して、その願い事を短冊に書いた動画を作ったのですが、「大学に早くいきたい」という内容の願い事があって、胸が締め付けられる思いがしましたね。岡﨑:あとは、Zoomで配信をしていたので、リスナーの数を見ることができたのですが、後期に入ってテスト2、3週間前からだんだんリスナーが減っていたのが難しいと思いましたね。ちょうどその頃からバックナンバーをHPに載せはじめたので、リスナーに「別に今すぐに聴かなくてもいいか」と思われているのではないかと考えてしまいました。上野:リスナーが減った時の巻き返し方はわからなかったですね。運営の難しさを痛感しました。岡﨑:同時に宣伝の難しさも知りましたね。上野:デバイスとZoomとの相性にも悩みましたね。YouTubeの方がよかったのかもしれないと思いましたし、Zoomでどのようにリスナーを増やせるかについて考えました。とはいえ、むやみやたらにZoomのURLをTwitterに流して、荒らしのような人が入ってこられても困りますし……。岡﨑:そうそう。私たちがただ話しているのを垂れ流しにするのも気が引けました。個人の意見を中心としたラジオなので、大学に変な影響が出ないように気を付けましたね。私も真琴ちゃんも保守派なので、変なことに巻き込まれないように、ということを第一に考えて動いていた気がします。上野:そうですね。だからあまり過激なこと……例えば「こういうことをやれば楽だよ」のような裏道的な話は、リス5GU'DAY Issue 09 |

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