ナーから質問が届いても答えないようにしていました。岡﨑:上手い返し方に悩んだね。上野:だからこそ、本当の意味でリスナーに寄り添えた放送だったかどうかについては自信がありません。SNSでつながって、DM等でやり取りをしていた方が距離が近かった気がします。岡﨑:SNSでも、自分の名前がばっちり出て、個人がわかるアカウントで連絡くれる人は少なかったです。『とあ桐』の活動前から個人のTwitterアカウントで質問箱を用意して、新入生向けに情報発信もしていましたし、『とあ桐』の放送を始めた後は、『とあ桐』名義のTwitterアカウントでも宣伝をしたりしていたのですが、投票型のツイートには反応があっても、それ以外のツイートにはあまり反応がなかったので。こちらからDMを送ってみたりもしましたが、やはり新入生の近くに寄り添うのは難しかったです。聞:個人的には、ツイキャスやYouTubeの方が、聴く人の匿名性が上がるので、『とあ桐』でZoomを用いたのは意外でした。岡﨑:そうですね。最初そのような配信方法も考えたのですが、Zoomであれば講義でも使われているツールのため、自分たちもリスナーも慣れている上に群大生のみに限定公開することもできると思い、Zoomを利用しました。ラジオではあるものの、顔が見えるし、共有できるのもよかったです。 2人から見た群馬大学について聞:お二人とも群馬大学の大学院に進学されるとのことですが、お二人が思う群馬大学のいいところ、改善してほしいところはどこですか?上野:良いところは、意外と周りの先生や、事務の方など大人の人に熱い人が多いところですかね。入学後に手厚いサポートを受けたことで、やる気があれば、やりたいことがやれる環境にいることに気付きました。自主的にやりたいことがある人にとっては、群馬大学は後から伸ばしてくれる素敵な環境だと思います。群大生の中にも熱い人がいますしね。岡﨑:確かにサポートが手厚いですね。気にかけてくれる大人がいる環境だと思います。事務の方も優しい人が多く、課外活動をする中でとても優しくしてくれました。改善してほしいところ……。強いて言うなら、交通アクセスがあまり良くないことですかね。あとはキャンパス間の連携も薄い気がします。内輪同士は連携が取れているのに、キャンパスが変わるとその連携が薄くなる印象があります。あとは、自分から動かないと、周りの手厚いサポートに気付きにくい環境ではあるかもしれません。 リスナーの皆さんへ聞:最後に『とあ桐』のリスナーさんへメッセージをお願いします。岡﨑:まずは何よりもリスナーさんや、お便りをくれた方に感謝です。そんな皆さんのお陰で続けてこられました。ありがたいです。上野:Zoomに寄せられたコメントが優しくて嬉しかったです。本当にありがとうございました。あとは、こんな時代だけど悔いなく過ごしてほしいです。自分でもできているかは分かりませんが、「できなかった」と言うのは簡単だけど、「逆に今だから」をやるべきだと思います。岡﨑:新入生に注意するならば、SNSの使い方に気を付けてほしいなと思います。SNSは上手く使えば情報発信ツールになりますが、授業や課題の内容をツイートして、誰かに見られている感覚が無い人を見かけました。自分が気を付けている分、授業中にツイートしている人を見るとひやひやします。上野:群大の先生の中にも在学生のSNSを見ている人はいますもんね。オンライン中心になった今だからこそ、もっと気を付けるべきですね。6| GU'DAY Issue 09
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