群馬大学広報誌 GU’DAY(グッデイ) 2021 Autumn
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0102群馬大学基金では、皆様からご支援いただいた寄附金を「学生の修学支援に資する事業」「大学運営全般に係る事業」「重粒子線治療の普及・発展に資する事業」及び「学生等の研究等支援に資する事業」の4つの分野で活用させて頂いています。ご寄附をいただいた皆様に感謝し、学生支援、教育研究の質の向上、社会貢献活動の充実等、群馬大学の発展のため、教職員一丸となって取り組んで参ります。群馬大学基金の活用について2020年度の群馬大学基金の活動を、実施事業ごとに、ご報告します。なお、群馬大学基金ホームページには、より詳細な事業報告を掲載しています。群馬大学基金から支援を受けた学生の声などもご紹介していますので、是非、ご覧ください。2020年度の基金活動状況今般の新型コロナウイルス感染症は、私たちの生活全般に非常に大きな影響を与え、様々な対応が求められました。本学でも、学生の健康と学習機会を確保するため、皆様からご支援いただきました群馬大学基金を活用し、さまざまな学生支援を実施しました。群馬大学基金ホームページはコチラ2020年度群馬大学基金事業報告書はコチラ● 新型コロナウイルス感染症に伴う学生支援事業緊急学生支援奨学金給付 新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う社会情勢等の変化により、アルバイトができなくなった、あるいは大幅に減収した、仕送り等の保護者等からの経済的援助が減少したなど、経済的に困窮状態となった学生に対する緊急支援として、返済を要しない奨学金を給付しました。 5万円を943人に給付(総額4,715万円のうち1,975万円を群馬大学基金からの支出)しました。 新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、本学でも対面での授業をオンライン授業に切り替えました。オンライン授業を受講するため、パソコンの購入やインターネット環境の整備などを行った学生に対し、経済的な支援を行いました。 1万5千円を766人に給付(総額約1,149万円)しました。 大学に登校し対面での授業が受けられず、学生間の繋がりが築けない環境の中で、これからの大学生活に不安を抱えている新入生に対し、オンライン相談会を実施し、新入生108名が参加しました。オンライン相談会では、2年生以上の学部学生21名に新入生のサポーターとなってもらい、2年生以上のサポーターへは、アルバイトによる収入が減収している状況を鑑み、大学業務への協力として、謝金を総額21万6千円支給しました。 国費外国人留学生(日本政府からの奨学金を得て日本に留学する外国人学生)を含む全ての入国者は、新型コロナウイルス感染症の水際対策として、入国の際、14日間を宿泊施設等で待機する必要があります。国費外国人留学生の入国待機中の滞在諸費用として、入国した国費外国人留学生5人に総額12万6千円支給しました。学生のオンライン授業受講環境整備支援新入生に対するオンラインサポート国費外国人留学生受入支援基 金FUND22 GU'DAY

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