群馬大学広報誌 GU’DAY(グッデイ) 2021 Autumn
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TEACHING“IMADOKI” Qゼミ(研究室)とは何を学ぶ場ですか?Q新藤先生の研究では、どのような研究を行っているのですか?Qゼミ(研究室)ではどのような形式で学んでいくのですか?Qゼミ(研究室)で指導していく上で、新藤先生が大切にしていることは何ですか? ゼミ(研究室)は自分で学ぶ力をつける場であると考えています。学術的な研究についてだけでなく、日常生活でも必要とされるような学び方を学ぶことができます。 今の4年生については、3人の学生の指導を受け持っています。「教員の多忙化に対する対策」「若者の進路選択と地域移動」「放課後児童クラブと放課後子ども教室の一体化をめぐる動き」などのテーマの研究を行っています。 3年次にゼミ(研究室)に入り、関心のある事柄について先行研究を読んで勉強していきます。4年生からはテーマを絞り、テーマに関連する先行研究や政策動向、基礎の調査データを調べます。研究の進め方は人それぞれですが、アンケートやインタビューなどを実施しながら卒業論文を完成させていくことになります。 私が専門にしている教育社会学の性格にもよるのですが、物事を考える際に、思い込みや自分の経験だけで判断するのではなく、事実・エビデンスなどの客観的なデータに基づいて考える癖をつけていくことを大切にしています。「イマドキ!授業」新藤先生のゼミはどんなゼミなのかを皆さんに知ってもらうためにオンラインでたくさんの質問をしました。新藤先生にインタビュー准教授新藤 慶〈プロフィール〉北海道大学教育学部卒業後、同大学院教育学研究科博士後期課程修了(博士(教育学))。新見公立短期大学幼児教育学科講師を経て、2011年2月より現職。【研究分野】教育社会学、地域社会学、エスニシティ研究【好きなもの、趣味】乗り物(飛行機、鉄道、車など)で移動すること取材してみて楽しかったです。“IMADOKI” TEACHING高校生高校生向け群馬大学 共同教育学部学校教育講座しん どう  けい02 GU'DAY

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