群馬大学 CAMPUS GUIDE 2022
20/52

在学生に聞く!3つのカテゴリーからの選択で 自分の進む道を絞り込む 私が高校生のころから、スマートフォンを使った生活様式が一般的になってきました。 ITをはじめとするデジタルサイエンスの重要度も日々増していると思います。情報発信や情報処理の知識には大きな未来があると考えていました。群馬大学には「実践的な学び」を期待して入学しました。 本学部はディレクション制が特徴で、2年次からは「メディアと文化」「公務と法律」「経済と経営」の3つのカテゴリーから、学びの方向性を選択できるようになっています。私は「公務と法律」を選択したのですが、他のディレクションの授業も受講できます。この自由度の高さも魅力です。「公務と法律」では、行政においてICT(情報通信技術)を活用するための知識やスキルを身につけたいと思っています。将来的に公務員として市民と行政の懸け橋になりたいと希望しているので、卒業までの期間で、その職責を担える人材に成長したいです。 1年の時から「データ解析プログラム」に参加しています(本来は2年次から)。ここではデータ解析手法の実践的活用方法や、解析すべき問題点を発見する手法を学びます。本来なら大学院で取り組む課題なのでハードルは高いのですが、「大学は積極的に学んでこそ楽しい」という気持ちで挑戦しています。学生生活のなかで、変わっていく自分を見るのは楽しい みなさんは大学生活をどのようにイメージしていますか。交友関係を広げたいのならサークル活動に参加するのも一つの方法です。私は入学して間もないころ、「履修相談会」や「新入生交流会」に参加し、楽しくリラックスして学生生活のスタートを切れました。そしてこれらの企画を主催する生協学生委員会に入ることにしました。ここでは学部を横断した 50名ほどの部員と一緒に、企画を練ったり行動を起こしたり、学生ならではの自立した運営にたずさわっています。入学して 2年経って思うのは、「私もずいぶん変わったな」ということです。以前は控え目だった自分が、みんなの前で自分のアイデアをアピールすることが苦にならなくなりました。優しい仲間とワイワイやりながら、リラックスして部活動に参加しています。勉強だけでなく、仲間と楽しく過ごす時間が作れるのも学生生活の魅力です。 社会情報学部は、入学後に自分の学びたい専門領域を絞っていける、自由度の高いカリキュラムが特長です。一口に「情報」といっても漠然としてしまいますが、きっと興味が湧く領域を見つけることができるはずです。同窓になったら、みなさんの学生生活を後押ししたいと思っています。「情報」という広い領域を自分の視点で探究したい※学年は取材時のものです。社会情報学部 社会情報学科 2年(高崎健康福祉大学高崎高等学校出身)中澤 未来さん Nakazawa Miku※社会情報学部は2021年4月に学生募集停止となりま   した。18群馬大学GUNMA UNIVERSITY CAMPUS GUIDE 2022

元のページ  ../index.html#20

このブックを見る