群馬大学 CAMPUS GUIDE 2022
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https://hospital.med.gunma-u.ac.jp/https://heavy-ion.showa.gunma-u.ac.jp/医学部附属病院安全・納得・信頼の医療を提供し、次代を担う人間性豊かな医療人を育成する重粒子線医学センター日本初の大学併設型FACILITIES02FACILITIES03 医学部附属病院は、「大学病院としての使命を全うし、国民の健康と生活を守る」という理念の基に、大学病院の役割である先進的な医療の実践・開発・教育を推進し、皆さんが安全で健康な生活がおくれることを目的とします。診療については、群馬県で唯一の特定機能病院として地域医療に貢献するとともに、一般医療機関では行い難い高度医療を提供する医療機関として活動し、研究については、先進医療の開発を中心とした臨床研究を行い、教育については、医学部等の要請による臨床実習および卒業後の初期教育を主体としています。 病院には、外来診療棟をはじめ、各種の診療棟・病棟、アメニティモール等が整備されています。このほか、院内では、患者さんのために音楽コンサートの開催や七夕飾りの展示等を随時行っています。また、本学の卒業生でもある星野富弘氏の作品を、アメニティスペース尾瀬に常設展示しており、患者さんをはじめご家族や教職員の心を和ませています。 重粒子線医学センターは、重粒子線(炭素イオン)を用いたがん治療施設です。重粒子線治療は、重粒子を光の70%のスピードに加速して照射し、体の深部のがんに強いダメージを与え、メスを使うことなく痛みを伴わずに、体内のがんを治療できます。 本学の治療装置は、群馬県との共同事業として建設に着手しました。日本で初めて大学病院に併設された施設として、2010年に治療を開始し、海外からも患者さんを受け入れています。 県内外の医療機関と連携して、高度で統合的ながん医療体制を構築するとともに、欧米やアジアの医療機関と活発に交流し、先進的重粒子線治療の国際拠点として、人材育成や共同研究をおこなっています。 学生の臨床実習にも活用され、年に一度の施設見学会では、多くの市民にご参加いただいています。外来ロビーの様子33群馬大学GUNMA UNIVERSITY CAMPUS GUIDE 2022

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