群馬大学 大学案内 2023
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さに「英語好き」として教員を目指しています。 中学生の時から、「英語を勉強するのが好き」「友だちに教えるのが好き」「勉強方法を自分で工夫するのが好き」、こんな少年でした。高校に入って、熟語の成り立ちや文法の根底にあるルールや法則を知ると、さらに好奇心が刺激され勉強が楽しくなっていきました。 入学してみると共同教育学部の英語専攻は思った以上に良い環境でした。自分と同じように教員を目指す意識の高い仲間や、「英語」についての話題に食いついてくるような「好奇心あふれる英語好き」が多くて、自分が求めていた環境に身を置いている実感があります。 部活動では、演劇部に所属しています。高校の時から続けていますが、これも結局「人前に立って自分を表現する」ということが教壇に立つことにつながるのではないかと最近では思っています。点から英語教育にアプローチしています。私たち共同教育学部は長い歴史を持っていて、教育実習も充実していますし、附属小中学校の現役先生の研究会を見学する機会もあります。教授方も先端の教育学を牽引するような知識を持たれていて、「教科を教える先生」というより、教員の人材育成に着目したカリキュラムが充実していると思います。 中学時代の英語の恩師は、青年海外協力隊員としてアフリカで教師をしていた人でした。赴任当時の写真を見せてもらった時に、「世界はこんなに広いんだな」と感動したことを今でも覚えています。もしかするとその経験が自分の英語熱に火をつけたきっかけになったかもしれません。私も世界に一度は出たいと思っています。その経験や知識を子どもたちに伝えて、彼らが自分の世界を広げるきっかけになればと思います。 授業は子どもたちと作る即興劇だと思っています。いずれは機転を利かせられるクリエイティブな授業ができ、暗記だけではない英語の習得法を伝えられる教師になりたいです。子どもたちには、受験のためだけに英語を勉強するのではなく、人生を豊かにする手段として身に付けてほしい、そう願っています。 共同教育学部には、各専攻にその教科を心底好きな学生が必ずいます。そういった人との交流のなかで、刺激を受けながら自分を磨いていってほしいと思っています。GUNMA UNIVERSITY CAMPUS GUIDE 202314群馬大学※学年は取材時のものです。444444英語専攻での「好奇心あふれる英語好き」との出会いが刺激に 「好きなことを仕事にしていきたい」と考える人は多いと思いますが、私はま受験英語の先にある、英語の魅力を伝える先生に 大学では、英語の背景にある歴史や細かい文法、発音、文学、アメリカ英語とイギリス英語などを学び、多角的な視星野 皓さん Hoshino Hikaru共同教育学部 英語専攻 2年(群馬県立桐生高等学校出身)共同教育学部 在学生に聞く!Interview本当に英語が好きだから、子どもたちにこの魅力を伝えたい

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