【専門分野】整形外科学 令和5（2023）年4月1日付で整形外科学講座の准教授を拝命しました。平成9（1997）年に本学を卒業した後、本学整形外科学講座に入局し、研鑽を積んでまいりました。最近の15年間は多様化している整形外科の中でも脊椎脊髄外科を専門とし、附属病院で難治性疾患を中心に治療を行ってきました。私の診療および研究のメインテーマは、高齢者を含む成人の脊柱変形です。高齢者の脊柱変形はいわゆる“腰曲がり”と言われ、近年まで診療の対象外とされておりました。しかし、現在の超高齢社会および健康寿命に対する関心や意識の高【専門分野】家庭医療、プライマリ・ケア、ウィメンズヘルス令和5（2023）年4月1日付で地域家庭医療学講座特任准教授を拝命いたしました。私は広島県出身で、平成16（2004）年に筑波大学医学専門学群を卒業した後、米海軍横須賀病院でのインターン、米国ミネソタ大学家庭医療科レジデンシーとピッツバーグ大学家庭医療科ファカルティー・ディベロップメント・フェローを通して、家庭医療学、公衆衛生、医学教育、研究を学んできました。平成22（2010）年から、静岡県中東遠地域においてウィメンズヘルスを含めた総合診療（プライマリ・ケア）の実践、教育、研究を続けております。【専門分野】放射線診断学令和5（2023）年4月1日付けで森町地域包括ケア講座の特任准教授を拝命しました。私は平成8（1996）年浜松医科大学を卒業し本学整形外科医局へ入局し、磐田市立総合病院、成田記念病院を経て平成17（2005）年に本学大学院を卒業しております。臨床では平成10（1998）年に整形外科学講座教授に就任された長野昭名誉教授のもと末梢神経外科、手外科を学びました。そこで末梢神経治療の楽しみと限界を痛感し、平成20（2008）年にHarvard Medical School, Department of NeurobiologyのProfessor CliffordWoolfに雇用いただき、5年間に渡り基礎研令和5（2023）年4月1日付で放射線科診療科群（放射線診断科）の特任准教授を拝命いたしました。私は平成14（2002）年金沢大学を卒業後、金沢大学医学部放射線医学教室に入局しました。そのまま同学で大学院に入学し、平成23（2011）年3月金沢大学医学博士課程を修了しました。大学院では肝臓の形態画像解析に関して研究する機会を得、そのまま肝臓を含めた上腹部領域の画像診断をサブスペシャリティにしています。その後長く、金沢大学関連病院で研鑽を積んでまいりましたが、縁あって浜松医科大学に赴任いたしました。まりに伴い手術を選択することが増えております。しかし、悪化してしまった運動器疾患に対する加療には限界があり、医療経済の観点からも予防医学は重要です。高齢者が要介護、要支援となる原因の4分の1を占める運動器疾患に対する対策が急務です。静岡県や地域の運動器疾患の診療に貢献できるよう努めてまいります。地球環境、社会情勢、そして社会や家族の構造や価値が急激に変化するなかで健康問題も複雑化しています。個人とその家族、そして地域の健康管理・健康促進に対してプライマリ・ケアがどのように貢献できるかについて、学術的な観点から議論を深められるような研究と教育活動を展開していきたいと思っております。今後ともご指導、ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。究生活を送りました。HarvardではActivin signalingと中枢神経再生に関する基礎研究に没頭するとともに大学の学部学生、大学院生、医学生を直接受け持つ貴重な経験を積みました。帰国後、基礎研究としてアクチン束化蛋白と末梢神経再生の研究を行い、臨床では手外科指導医として末梢神経損傷の治療および手外科領域の治療に励んでおります。これからは末梢神経、手外科の治療、基礎研究に力を注ぐとともに、地域医療にも貢献してまいりますので、今後ともよろしくお願いします。当科は五島聡教授の元、活気ある多数の放射線科医が集っており、私自身もこの中に加われたことを誇りに思っております。各診療科の皆様への迅速な読影報告書の作成、若手放射線科医の育成による本領域の地域医療への拡充、未来を担う学生や研修医への画像診断学に関する指導、AI(人工知能)も絡めた最新の画像解析に関する研究など、全員で一丸となって大学の診療、研究、教育の質の更なる向上を目指しており、微力ながら私自身も教室と本学の益々の発展に尽力できればと思っております。今後とも皆様のご指導、ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。整形外科学講座 准教授大和 雄地域家庭医療学講座（寄附講座）特任准教授鳴本 敬一郎森町地域包括ケア講座（寄附講座）特任准教授大村 威夫放射線科診療科群特任准教授尾﨑 公美11NEWSLETTER
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