浜松医科大学 環境報告書2023
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30○2005年度 2005年7月に文部科学省より17文科施第154号「学校施設等における吹き付けアスベスト等使用実態調査について(依頼)」で必要に応じ分析調査を実施するよう通知があり,2005年11月の基発第188号「建築物の耐火吹付け材の石綿含有率の判定方法」に基づいた吹き付けアスベストなどの分析調査を行いました。○2008年度 これまで日本で使用されていないとされていたアスベスト3種類(トレモライト,アンソフィライト,アクチノライト)の使用事例が判明したことから,2008年2月の19文科施第419号「学校施設等における石綿障害予防規則第3条第2項の規定による石綿等の使用の有無の分析調査の徹底等について(通知)」を受け,本学のアスベストを含有していない吹き付け材使用室について,石綿6種類(アクチノライト・アモサイト・アンソフィライト・クリソタイル・クロシドライト・トレモライト)を対象として,2008年6月に公示されたJIS A 1481:2008「建材製品中のアスベスト含有率測定方法」による改正されたアスベスト含有率測定方法に基づいた再分析調査を行いました。アスベスト除去等対応状況A:二重天井内等措置  状態にあるもの年 次2005年度2006年度2008年度2009年度2012年度2013年度2014年度2015年度 1室 1室11室(+10室)11室13室(+ 2室)12室(▲ 1室)13室(+ 1室)2016年度 2室(▲11室)2019年度2023年3月現在,本学には飛散の恐れのあるアスベストはありません。 0室(▲ 2室)B:機械室・電気室などばく露の  おそれのないもの297㎡297㎡357㎡357㎡713㎡416㎡614㎡343㎡0㎡30室28室(▲ 2室)28室13室(▲15室) 0室(▲13室) 0室 2室(+ 2室) 0室(▲ 2室) 0室㎡㎡学内分析調査2,245㎡2,079㎡2,079㎡837㎡0㎡0㎡272㎡0㎡校舎分撤去A:10室増加外来棟15室撤去A:2室判明 外来棟13室撤去講義実習棟撤去附属病院3室判明基礎臨床研究棟10室撤去附属病院3室撤去附属病院1室撤去0㎡エネルギーセンター1室撤去廃棄された特別高圧トランス増・減4-11-1アスベスト対策4-11-2PCB保管状況〇 PCB廃棄物の処理状況 本学には,特別高圧トランス2基が低濃度PCB廃棄物として保管されてきましたが,2018年度絶縁油の抜き取り処分実施に続いて2019年度に処分が完了しました。これで本学に保管されてきたPCB廃棄物はすべて無くなりました。4-11 有害物質等の管理について

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