浜松医科大学 環境報告書2023
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04テープカット記念講演会静岡理工科大学学長・静岡大学電子工学研究所所長 木村 雅和 氏※アントレプレナーシップ・・起業意思の有無に関わらず,自ら枠を超えて行動を起こし新たな価値を生み出していく力 1月10日(火),浜松医科大学は,2023年1月からの稼働に向け建設していた医学部附属病院多目的ホールの竣工記念式典を行いました。なお新型コロナウイルス感染症予防の観点から,参加者数を制限するなど基本的な感染対策を徹底した上での開催となりました。 「多目的ホール」は,ホールとPCルームにより構成され,ホールは講演会やイベントスペースとして,PCルームは職員や学生の作業・研修スペースとして利用いたします。また非常時に救急対応ができるよう整備されており,様々な場面での活用が期待されます。 式典では,近隣の総合病院の病院長など,学内外の関係者約32名が出席し,今野学長の挨拶に続き,静岡県医師会紀平会長,静岡県病院協会毛利会長をはじめ,各方面の来賓の皆様より祝辞をいただきました。また,テープカットの後,静岡理工科大学学長・静岡大学電子工学研究所所長 木村 雅和 氏による記念講演会を行いました。 4月1日,本学内に次世代創造医工情報教育センター(Nx-CEC)を設置しました。 当センターは,アントレプレナーシップ部門※とデータサイエンス部門を両輪として,全国の医学部においても特徴的な取り組みとなる学部学生のアントレプレナーシップの醸成,その基盤となる数理・データサイエンス・AI教育を実施し,起業家精神を持った医療人や,デザイン思考に基づく医療機器開発を行う素養を持った人材など,社会の課題解決に挑戦する人材育成を目的としています。   地域の行政,企業,教育機関等と共創していくことで,複合的な専門性を有する人材を育成するとともに,医学的課題解決を目指した工学・情報学等との分野横断的共同研究の促進,教職員や学部学生・大学院生などの斬新なアイデアを基にした大学発ベンチャーの創出や,新しい価値を持つモノ・サービスの開発を実現し,医療のデジタルトランスフォーメーションを推進します。浜松医科大学医学部附属病院多目的ホール竣工記念式典を行いました次世代創造医工情報教育センター(Nx-CEC)を設置しました

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