浜松医科大学 環境報告書2023
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07 2月14日(火),静岡市にて「第21回しずおかビジネスプランコンテスト」の最終審査会が開催され,学生部門で本学の学生団体SAHMeT(サーメット。代表:東郷三四郎,医学科4年)が最優秀賞を受賞しました。 このコンテストは,静岡の産業活性化や次代の産業を担う人材発掘を目的に開催されたもので,62プランの応募の中から,一般部門5プランと学生部門5プランが最終審査に進みました。 SAHMeTのメンバーである田島拳士郎さん,堀尾克磨さん(ともに医学科3年)が,AI技術を使って上級医の指導なくエコーの基本手技をマスターできるアプリの開発についてプレゼンテーションを行い,見事最優秀賞を受賞しました。 「サーメットのビジネスプランを多くの方に知っていただき評価いただけたこと,とても嬉しく感じるとともに,今後も実用化に向けた開発を継続して参ります。」と受賞の報告がありました。プラン名: 『セルフ実践教育が医療スマート化のカギだ!!エコー実技教育AIシステム開発』 10月19日(水)に,医学科5年鈴木麻耶さんが講師となり,FD講習「独学でプログラミングを習得するためのアドバイス」を次世代創造医工情報教育センター(Nx-CEC)主催で開催しました。講義実習棟101教室とzoomのハイブリッド形式で開催し,学生38名・教職員108名の合計146名が参加しました。 鈴木さんは,本学入学後に独学でプログラミングの学習を始め,現在では分子生物学講座の指導のもとゲノムデータや発現量解析のデータを活用したプログラムを構築し,研究に応用して論文発表に貢献するなど,プログラムを利用し多岐に活躍をされています。 講習会では,プログラミングを始めたきっかけ・挫折から立ち直った経験・プログラミング初心者が習得のために必要な知識や実践方法など具体的かつユーモアを交えた内容の講義に,参加者から「なるほど」といった声も聞こえ終始和やかな雰囲気での開催となりました。本学学生がしずおかビジネスプランコンテストで最優秀賞を受賞本学初の学生によるFD講習会を開催しました

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