浜松医科大学 環境報告書2024
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01 浜松医科大学は、今年開学50周年を迎えました。本学の一期生であり、現在、日本医師会会長を務める松本先生をはじめ、数多くの卒業生が全国各地の医療現場、研究分野、行政機関等で活躍しており、私たちの大学は国立大学法人として確固たるプレゼンスを築いてまいりました。  本学の使命は、建学の理念に謳われている「優れた医療人の育成」「独創的な研究成果の世界への発信」「地域医療の中核的役割の担い手となること」にあります。開学から半世紀が経過した今も、この理念は大学運営の羅針盤として、医療や看護の高度化と専門性の重要性がますます顕著となる現代においても揺るぎないものであり続けています。 現在、地球規模での温暖化の影響が広がる中、世界各地でカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みが進んでいます。医療や研究の分野でも、環境に配慮した活動が求められており、浜松医科大学でも地域医療の中核としての責務を果たしつつ、建物の改修や改築に合わせて高効率な空調機やLED照明器具の導入など、環境負荷を軽減する取り組みを積極的に進めています。 このたび発行する「浜松医科大学環境報告書2024」では、本学の環境コミュニケーションツールとして、社会貢献活動や環境に配慮した事業活動等を紹介しています。この報告書を通じて、本学のさまざまな活動に伴うエネルギー使用量や温室効果ガス排出量、廃棄物処理量の現状を把握いただくとともに、SDGsに関する環境活動への取り組みについてご理解を深めていただければと考えております。 浜松医科大学は、国立大学法人として地域社会への責任を果たし、静岡県全体の医療の主導的な役割を担う高い専門性を備えた医師・看護専門職を養成し、地域医療に貢献してまいります。 引き続き、皆様のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。浜松医科大学長学長メッセージmessage今野弘之

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