浜松医科大学 環境報告書2024
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32 遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律及び浜松医科大学組換えDNA実験安全管理規程に基づき本学では、遺伝子組換え生物等の2種使用(封じ込めて使用)等の実験承認を受けた実験室等でのみ行い、厳重に管理しています。その中の動物実験施設では、許可された人しか入れないように職員証(ICカード)による入館管理を行っているだけでなく各飼育室にも注意書きを表示し、各扉に逃亡防止用の板が取り付けられており二重三重の封じ込めがされています。また、施設利用者に対して教育訓練を行い、法令・規程を遵守するようにしています。また、ワシントン条約により野生動物の輸出入が規制される中で、小型霊長類であるマーモセットを、学内の実験に提供できるまでに繁殖させることが出来ています。RI・動物実験施設玄関、常時施錠 本学の構内には緑地が豊富にあり、ニホンカモシカが目撃されています。南側の森にはサギが沢山生息しており山が白くみえるほどだと言われています。また、三方原台地の東端には遺跡が多く残っており、学内でも保存されています。構内で目撃された二ホンカモシカ半田山古墳群の発掘調査状況飼育室も常時施錠飼育室の逃亡防止板4-12 生物多様性の保全と生物資源の持続可能な利用状況

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