38 4月21日(金)、磐田市立竜洋中学校3年生26名が大学見学に来ました。 今回の訪問は、中学生の時期から大学等について学ぶことで将来の夢を膨らませること、可能性を広げることを目的として行われたものです。 臨床医学教育学講座の五十嵐特任教授から大学の概要、医学科・看護学科で学べることについての講義を受けた後、シミュレーションセンター、附属図書館を見学しました。 中学生からは、「大学は自由度も高く、集中できる環境で学びやすいと感じた。大学に対して前向きな気持ちになれました。」「これからの医療にはどのような人材が求められるのか、そして自分がなるためにどうあるべきなのかを自分なりに考えることができました。」などといった感想がありました。慢性期健康問題と看護Ⅰ老年期の理解と看護老年期の生活と看護老年期の健康障害と看護精神の健康公衆衛生看護学概論地域・在宅看護論Ⅰ保健指導方法論Ⅰ保健指導方法論Ⅱ産業看護活動地区活動論健康教育論公衆衛生看護学応用論成人期に多い慢性疾患の病態生理・診断・治療と、慢性的な健康障害を抱える患者の特徴及び看護について学習する。高齢者の特徴と日常生活、並びに高齢者を取り巻く社会情勢の特徴と問題点を学んで、高齢者看護の目的と役割を理解する。加齢に伴う心身の変化によって生じる食生活・排泄・運動・休息・清潔などの日常生活活動への影響を理解し、機能障害を補いQuality of Life を高める看護を理解する。高齢者の健康障害について基本的な知識を習得し、健康障害のある高齢者への看護を理解する。心の健康が身近な問題であること、心の健康を保つための精神機能について理解するとともに、ライフサイクルにおける個人及び家族の精神発達やメンタルヘルス上の課題について理解する。公衆看護活動の基本的な理念を理解し、地域における公衆衛生看護活動の考え方、保健師の役割について学ぶ。多様な人々の地域での暮らしを理解するとともに、個人にとって暮らしを取り巻く社会環境(制度・資源)が、①健康を維持すること、②病とともにいかに生きるか、③どのような生活設計を選択するか、に影響することを理解する。地域で生活する個人や家族、特定集団やコミュニティを含む全ての人々を対象とし、様々な場や役割における公衆衛生看護サービスを提供するために、各ライフサイクルを通じて必要な保健施策や健康課題の理解を拡げる。広域的・専門的・技術的な保健サービスを担う保健所の機能を理解し、実際の地域保健活動と保健師の役割を学ぶ。また、それらの基盤となる地域医療計画の動向について理解を深める。働く人々の健康を予防・保持・増進するための産業保健の概要について学ぶ。産業保健師として提供する保健サービスの書類や支援方法について体系的に理解する。地域に生活する個人、家族、集団、地域全体を対象とした公衆衛生看護活動(健康レベルや地域特性に応じた健康の保持増進を図り、疾病の発生及び悪化を予防するための看護活動)を展開するための基礎となる地域診断について学び、その技術を習得する。健康教育および保健指導の基本理念を理解するとともに、対象のニーズに対応した健康教育と家庭訪問を展開するために必要な理論、知識、技法を身につける。これまで講義や実習で学んだ公衆衛生看護活動について振り返りながら、地域や職域における事例検討を通して、実践的な解決方法を探る力を身に付ける。浜松医大コラム ~中学生が大学見学に来ました~
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