浜松医科大学 環境報告書2024
6/52

05グループワーク成果発表会 8月7日(月)午後、浜松市笠井協働センターで、学生災害支援サークルLuceと災害派遣医療チーム(DMAT)隊員の救急部高橋副部長が講師となり、市民を対象とした応急処置講座を開催しました。この講座は、市民の生涯学習の一環として浜松市と連携した事業で、笠井地区を中心に小・中学生15名と保護者など9名が参加しました。 講座では学生講師が中心となり、応急措置の講義に続きAED・心肺蘇生法を実技指導しました。 医療従事者を目指している中学生から専門的な質問もあり、受講者ばかりでなく、指導する学生にもよい経験となりました。 8月21日(月)に静岡大学と本学は、静岡大学浜松キャンパスにおいて、静岡大学工学部及び情報学部、本学医学部医学科及び看護学科の学生間交流を図り、医・工・情報連携の新たな可能性を切り拓くことを目的に「医・工・情報連携ワークショップ」を開催しました。ワークショップは「高齢者がいきいきと暮らせる健康長寿のまちづくり」をテーマとして、静岡大学から工学部6名、情報学部6名、本学から医学科5名、看護学科6名の計23名の学生が参加しました。 参加学生はテーマに関連した分野で活躍する講師4名から高齢者や健康、まちづくりに関する講義を受けた後、6グループに分かれて医・工・情報連携で実現できる新商品・新サービスを検討しました。グループワークは、コーディネーターを静岡大学情報学部の遊橋裕泰教授が務め、「バリュープロポジションの検討」や「マーケティングの4Pの検討」など、ビジネスプランニングの手法を取り入れて実施されました。最後の成果発表会では、各グループからこれまでにないアイデアを含んだ新サービスや、今後製品化が期待される新商品の提案がありました。 終了後は、学生や教職員が参加する交流会が開催され、将来の両大学での医・工・情報連携が期待されるワークショップとなりました。親子で学ぶ応急処置講座を開催しました「医・工・情報連携ワークショップ」を開催しました

元のページ  ../index.html#6

このブックを見る