School Gude 2025 Interviews |i |with current students患者さんがもつ「強み」を見つけ、引き出すことができる看護師になることが今の目標です。 私は、3年生の領域別実習が始まるまで、地元の豊橋市から2時ある一日のスケジュール7:30登校学校周辺の下宿先から徒歩で通学しています。■勉強について 2年生のときの実習では、実際に1人の患者さんを受け持たせていただき、退院支援に携わったことで、先を見据えた看護の大切さを実感しました。看護学生は実習が大変という印象をもっている方も多いと思います。しかし、仲間と協力して実習を進めていく中で、日々学ぶことばかりで、本当に充実した毎日を過ごしています。 また、浜松医科大学には学生が24時間利用できる附属図書館があります。附属図書館には、専門的な医療書籍が数多く揃っており、調べ学習や講義内容の予習、復習に役立ちます。もちろん、勉強スペースも用意されており、1人で静かに勉強したいとき、グループワークを行うときなど目的に合わせて利用できる学習環境が整っています。■課外活動(サークル、アルバイト、ボランティア等)、趣味活動など勉強以外の時間について8:30実習本学附属病院で領域別実習を行っています。実習は大変ですが、日々多くのことを学んでいます。12:30昼食お弁当を準備し、グループメンバーと一緒に食べています。間程かけて電車とバスで通学していました。1限から講義がある日は、朝早く起きなければならないため、勉強との両立が大変だった時期もありましたが、すきま時間を無駄にしないよう意識して過ごしていました。 また、私は大学1年生の頃から地元の飲食店でアルバイトをしています。私の周りでは、ほとんどの友人がアルバイトをしていますが、大学だけでは出会えない幅広い年代の人と関わり、社会人として必要なコミュニケーションスキルを身につける良い経験となっています。13:30実習午後も引き続き実習です。18:00帰宅実習終了後、学内で勉強してから帰ることが多いです。■目指すもの(今後の目標)とその理由 患者さんがもつ「強み」を見つけ、引き出すことができる看護師になることが今の目標です。患者さんが抱える疾患や問題を把握し、解決することも看護師の重要な役割ですが、その方が本来もつ強みに着目し、「病気によって出来ないこと」より「出来ること」に目を向けたいと考えています。患者さんがもつ強みを一緒に見出し、積極的に活用していくことこそ高度な看護実践であると考えます。日々の実習や学習を通して、自分の目標とする姿に少しでも近づけるよう努力していきます。■受験生へメッセージ 看護学科の二次試験では、英語が受験科目であったため、他の科目よりも早めに対策をしていました。多数の参考書に頼るのではなく、1冊の単語帳を完璧に覚えることを徹底していました。また、人に頼る力を身につけておくことは大学生活で必ず役立ちます。受験勉強で大変なとき、1人で悩まず、信頼できる家族や先生、友人に積極的に相談してみてください。19:00夕食実習期間中は忙しく、簡単に作れるものや作り置きしたものを食べています。※所属・学年は取材当時20:00自宅学習課題に取り組みます。事前学習を行い、翌日の実習を有意義なものにするために準備します。23:00就寝256:30起床夏目恭花 [看護科3年] ■看護師を目指した理由・看護学科を目指した理由 私が看護師を目指したのは小学校2年生の頃でした。当時の私は、かかりつけの小児科で出会った看護師さんが1人ひとりの患者さんのために親身になって働く姿に憧れ、私も困っている人の役に立つ仕事をしたいと考え始めました。その後も、看護師になりたい気持ちは徐々に高まり、夢を実現するために受験勉強に励みました。 また、浜松医科大学の魅力としては、看護学科全員が保健師の受験資格を取得できることです。新型コロナウイルス感染症の影響で保健師という職業を知った方も多いと思いますが、保健指導や健康管理に関する知識を身につけることで、より質の高い看護を提供することや将来のキャリアアップに繋がります。
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