>分野の目標⃝子どもたちの創造性を支える指導力⃝子どもの生きる力を育む幅広い知識⃝全人的発達を促す包容力>なにを学ぶのか⃝材料や加工、生物育成の基礎知識⃝得意分野に即した専門的な知識と技術⃝科学的思考を伝えるための指導論15栽培実習木材加工実習生活・技術教育専攻の技術分野では、主に中学校技術の教員を育てます。中学校技術の学習内容には木材・金属加工やその材料、プログラミングといった工学的なものと、園芸や生物育成といった植物・生物を学問として捉えながらその生育環境にまで知見を広げる理学的なものがあります。そうした、いわば「実生活における科学の応用」を理解すると同時に、論理的思考方法を身に着けることこそ、本分野の目的です。科学の応用を学ぶことで、自分の頭で考え・自分の手でつくり・自分の心で思う「全人的発達」を子どもたちに促すことができる中学校技術の教員を育てます。このため技術分野では実習を通した体験的な授業を重視しています。畑を耕して種を撒き、収穫までを管理する。木材や金属の加工について知り、機械の構造やエネルギー変換についての実習を行うなど、知識を実体験として吸収することで、将来対面する生徒の創造力を柔軟に受け止める包容力を養います。さらに近年注目されているプログラミング教育に関する授業も取り入れるなど、進化する教育情勢にも対応しています。技術分野カリキュラムの特色技術科教育 技術科教育 機械 勝本 敦洋小泉 匡弘渡壁 誠各専攻分野紹介□ 科学・技術に関する科学的思考力と経験的知識・技能の学習□ さまざまな技術知見を通した各種社会ニーズの本質的理解□ 学校現場に限らず福祉等にも通底する社会理解の獲得講義の内容と実践中学校技術の先生を育てます担当教員生活・技術教育専攻子どもたちの創造性を受け止め生きる力を着実なものに育て上げる
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