>分野の目標⃝美術教育を基にした専門性の習得⃝教育的愛情に基づく子どもの個性尊重⃝社会の文化振興を担う人材の育成>なにを学ぶのか⃝美しいもの、優れたものに感動する力⃝感性を働かせ創造する喜びを味わう力⃝美術への深い理解と教育への探求18「素描2」の授業立体造形教材研究中学校や高校の美術教師を育てるのが美術分野です。この分野は美術教育についての指導法や美術作品の鑑賞法といった専門知識の習得とともに、絵画・彫刻・デザイン・工芸などの演習科目も多く、美術そのものを体験的に学ぶことができます。こうして美術全般についての知識を深めながら、美術的感動を伝え・共有することを目的として、子ども向けの鑑賞・ワークショッププログラムを現役の小中学校教員や美術館学芸員らと開発しています。もちろんその基幹にあるのは美術指導の実践的な習得です。たとえば造形教育ゼミでは教育大周辺の小学生を対象に、年に2回の「造形教室」を開催。将来の美術教育を模擬的に体験しながら、子どもたちとの対話の中で美術のおもしろさを伝える演習を重ねていきます。こうして目指すのは、子どもたちが「主体的に美術を楽しむ」目を備えることです。人が豊かに生きるために大切な「美しいものに感動する力」を養い、「創造する喜び」を確かなものにする。そのために、美術教師を未来に続く文化の担い手としてとらえているのです。美術分野カリキュラムの特色彫刻 絵画 造形教育 デザイン 岩永 啓司大石 朋生南部 正人馬場 拓也各専攻分野紹介□ デッサン、絵画、デザイン彫刻や造形教育など幅広く習得□ 豊かな経験を持つ教授陣の専門的知識と奥深い講義□ 製作や演習といった実技を伴う実践的授業の充実講義の内容と実践美術の先生を育てます担当教員芸術・保健体育教育専攻人が豊かに生きるために必要な力を未来の文化の担い手たちに伝える
元のページ ../index.html#19