北海道教育大学 旭川校 キャンパスガイド 2025
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✜学校教育の実践と省察Ⅰ・Ⅱ1年次と2年次に履修する通年科目の授業の中での実習。入学してすぐに附属幼・小・中学校の授業観察を行います。現職の教員による授業の工夫や流れ、児童生徒の反応などを参観し、気になったこと・考えたことを大学に持ち帰って、グループで話し合い、意見をまとめ、プレゼンテーションをします。教育の現場で起きていることを実際にこの目で見て、その意味を考えることは、「先生」への第✜教育実習Ⅰ3年次の夏休みに行う少し長めの4週間の実習。小中学校で、実際に児童・生徒を前にして「先生」として過ごします。大学の講義では学ぶことが難しい、児童・生徒の特徴に則した授業の開発と実践を行うことができます。児童・生徒との関わりの機会も多く、子供と触れ合いながら、学校経営・学級経営や生徒指導などを学びます。また、現職の教員との対話や授業参観を通して、教員の詳しい仕事内容や内情だけでなく、教員としての楽しさや充実感、あるいはやりがいに✜へき地校体験実習2年次または4年次で履修することができる希望制の実習。へき地教育は「教育の原点」ともいわれ、地域との密着が強いです。保護者や地域住民から信頼される、特色ある学校で学ぼうと、毎年多くの教育大生が体験を希望します。児童・生徒数が非常に少ない学校で、一週間前後の実習を行いま旭川校の特色として「ゼミ活動」が挙げられます。「ゼミ活動」とは各ゼミの1年生から4年生が一堂に会し、互いの学びを深め合う学習会などを毎週行う学生主体の活動の事です。他学年の先輩方との交流の中で、実習や授業などの体験談を聞くこともでき、大学生活に必要な知見を得ることができます。旭川校にはゼミ室というゼミ活動のための教室が各ゼミに割り当てられており、ここで主に活動します。各専攻にそれぞれ3~7つのゼミが設けられています。例えば園芸や生物育成を主に行う「技術科教育第一ゼミ」の活動内容を写真で紹介いたします。腐葉土を用いた土地づくりから、作物の播種・育成・ここでは、教員を目指して教育大学に通う学生、つまり「教員の卵」として、実際の教育現場を訪れ、教員に求められる教養を身に付けることができる「教育実習」についてお話します。一歩です。2年次では、主に近隣学校での学習支援活動を通じて子どもたちと継続的にかかわります。その中で、1年次で考えたことを自分自身で実践してみます。うまくいくこともあればそうでないこともありますが、それらの体験を大学の授業で振り返り、教育実習Ⅰに向けての自信と教職のやりがいに繋げていきます。ついて学んでいきます。本実習は、ともに教職を志す仲間と一緒に行うことができ、悩みや不安を相談し合い、励まし合いながらやり遂げることで、学生間の結束を強めることができます。本実習での経験は、教育大生の将来に大きな影響を与える貴重なものです。す。子供一人一人と密に関わることができ、豊かな自然環境の中でのびのびと成長する子供の様子や、教師のいきいきとした仕事ぶりを見ることができます。子供との触れ合いをメインにした実習で、教職のやりがいや充実感を感じることができます。収穫、収穫した作物の加工までを一年を通して行います。ゼミ活動の体験が教科の専門性を高める学びにつながります。ほかにも模擬授業をゼミ活動として行うなど、教師としての実践的なスキルも身に付きます。さらに自分たちで作った野菜を使ったバーベキューや、川へ釣りに行くといったレクリエーションを行うことで、他学年との親交も深められます。〔このページは、学生スタッフが制作しました〕収穫した野菜収穫した野菜模擬授業釣りバーベキュー31ゼミ紹介現場で学ぶ喜び教育実習について

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