Hokkaido University of Education SapporoArt, music and physical education major芸術体育教育専攻1年2年目目目目3年4年26Art education field海外研修(韓国・ソウル市)北海道美術協会主催の公募展「道展」の受賞・入選全員で仕上げたデザイン演習1の課題作品展示卒業制作展/課題展でのギャラリートーク風景重点美術・工芸科教育*担当教員は令和6年4月現在のものです。デザイン履修の流れ 氏名 専門分野■1年目は素描、絵画演習Ⅰ、彫刻演習Ⅰ、デザイン演習Ⅰなどで実技の基礎を学びながら、美術教育学セミナー、基礎実習などを中心に、図画工作や美術を指導する教師の目線で子どもとどのように関わるかの基礎を学びます。■2年目では絵画演習Ⅱ、絵画Ⅰ、彫刻演習Ⅱ、彫刻Ⅰ、デザイン演習Ⅱ、デザインⅠ、工芸演習Ⅰなど、専門実技を本格的に学びます。中等美術科教育法Ⅰ及びⅡを通して、一人一人の子供の思いや願いに寄り添う図画工作・美術の授業設計の基礎を学び、模擬授業などを通してそれらの体得を目指します。介護等体験実習に臨みます。■3年目では絵画Ⅱ、デザインⅡ、彫刻Ⅱ、工芸演習Ⅱ、工芸Ⅰ、美術理論・美術史Ⅰなど、各自が専門とする実技を中心に卒業研究の予備研究に取りかかります。8月には主免教育実習として4週間、教育現場に入ります。初等図画工作科教育法、中等美術科教育法Ⅲ及びⅣなど、実際の授業を想定した授業研究に取り組みます。■4年目は大学生活の総まとめとして、卒業研究(制作・論文)に取り組みます。工芸Ⅱ、美術理論・美術史Ⅱ、美術教育特講Ⅱ、教職実践演習などの講義以外は、ゼミナール毎の活動が中心となります。6月には教員採用試験、8月には副免実習があります。2月に卒業制作展と卒論発表会を実施します。図画工作・美術教育分野紹介動画(令和3年度作成)はこちらから。 どうやら図画工作・美術教育分野の在学生たちはこの分野のことを「ずがび」と呼んでいます。図画工作を分野名として公式に取り上げる大学は珍しく、その名前が表す通り、学生の6割以上が小学校の教員を目指し、すでにその夢を実現しています。 皆さんは子どもの頃、図画工作で「面白い」「やってみたい」「楽しい」と夢中になって取り組んだことを覚えていますか?本分野では「図画工作科」や「美術科」でしか経験できない「つくり出すワクワク感」を大切にしています。近年、北海道の高校には美術の授業や美術部がない学校の多く存在しています。そのため、本分野では実情に合わせた実技試験を設けており、未経験者も数多く入学して4年間しっかり学び、札幌を中心に北海道で教員として活躍しています。ぜひ図画工作・美術教育分野で将来の自分と向き合ってみませんか。本分野で最も大切にしていることは、子どもの素敵な学びを支えるための「教師としての心」です。ワクワク、ドキドキするような子どもの学びを支えるために教科指導法はもちろん、自身が選択した専門実技について取り組みながら、子どものための図画工作・美術の授業について考えを深めます。取り組み2月の卒業制作展/課題展では所属学生全員が自身の研究成果として作品を発表します。教育実習以外にも、子どもや子どもの作品と多く接する授業は本分野の特徴です。また、中国や台湾、韓国の大学との交流も行なっています。担当教員花輪 大輔 李 知恩 芸術体育教育専攻[紹介・特色]図画工作・美術教育分野
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