北海道教育大学 札幌校 キャンパスガイド 2025
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心から教員になりたい皆さんを待っています北海道教育大学 札幌校キャンパス長 尾関 俊浩 北海道教育大学札幌校は、北海道師範学校として創設されて以来、2026年には140年を迎える長い歴史を持っています。この間、道央圏をはじめ全道、さらに全国の教育界に多くの優秀な教員を輩出してきました。その伝統に誇りを持ちつつ、教育を取り巻く環境の変化に向き合って歩みつづけています。札幌校には7専攻14分野があり、各々の専門に即した教員養成を行っています。教科に関する専攻では、小学校主免許や中学校主免許の学生であっても小学校、中学校、高等学校の教員免許を取れるようなカリキュラムが組まれています。また、特別支援教育と養護教育のキーキャンパスとなっているのが札幌校の特色です。札幌キャンパスは195万都市にありながら、石狩川に隣接し春・秋には白鳥をはじめとした渡り鳥が飛来し、冬には近隣の三日月湖が結氷してワカサギつりを楽しめる自然豊かなエリアです。キャンパス内には附属札幌小学校、札幌中学校、特別支援学級があり日頃から交流ができますし、教職大学院(専門職学位課程)があり、進学して教員の専門性を深めることもできます。 札幌校の新しい教員養成カリキュラムでは、教員に憧れを持って集った学生たちが、学習の早い段階から教員の目を持って子どもと接する実践的な活動が取り入れられています。また、高校生を対象とした教員養成セミナーも年々整備を進めています。これらの活動を通して、教員の魅力を再発見してくれることを期待します。 札幌校では講義棟・講堂の改修工事が目下進行中です。リニューアルした講義棟は、『個別最適な学び』や『協働的な学び』を教員養成の中で学べるように、新しい授業スタイルにも対応できるようなレイアウトを取り入れています。小・中学校の教室設備を取り入れ、授業の練習ができる教室や、可動式の机や5台のプロジェクターで協働的な学びを行うアクティブラーニング室など、魅力的な教育施設となりました。また1階、2階、3階にそれぞれ違ったレイアウトの学生ホール・学生ラウンジを備えており、附属図書館札幌館2階はフロア全体がラーニングコモンズとなっています。これらは学生たちが自由に学習活動を行ったり、友人との憩いの場、グループでの活動の場として活用されたりしています。 皆さん、より魅力あるキャンパスに進化した札幌校で、教員を目指して一緒に学びましょう。ようこそ札幌キャンパスへ

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