Hokkaido University of Education SapporoDiscussion Meeting with Campus Director札幌校 キャンパス座談会 Discussion Meeting with Campus Director5■楜澤 龍さん受験生へのメッセージはこちら■落合 咲羽さん受験生へのメッセージはこちらあって、授業外での学びもしっかり深めることができるのが札幌校の良さだと思います。グループで授業案を作成する際、通常の図書館にはあまりないワーキングスペースが便利ですね。■楜澤さん 私は札幌校の施設面に魅力を感じています。特に吹き抜けで開放的な「学生ホール」が好きです。例えば、空コマなど自由時間に友人と課題に取り組むことができますし、ゆっくりくつろいで話ができるスペースなので、よく利用しています。特に2階は静かで集中できる環境なので、よく自習や調べ物をする時などに利用しています。3階はまだあまり利用していませんが、ソファー席ではリラックスして話ができそうですし、ブースもあるので話し合いなどもしやすそうな雰囲気ですね。います。これは北海道内の小規模校で1週間実習するというもので、人口減少・少子化を乗り越えようとする学校の取り組みや、小規模校の魅力を知ることができ、有意義な経験でした。私の時は同期1人と4年生1人の3人で参加し、同じ宿舎に泊まりました。毎日、実習が終わり夕食をとった後、翌日の指導案を作るのですが、その時4年生からアドバイスをいただきとても役立ちました。また、それぞれの授業をみんなで見学し、感想を交換し合うことで客観的な評価が分かり、大変参考になりました。授業以外では、4年間硬式野球部に所属しました。うちの部は指導者を置かず、活動スケジュールや練習メニュー作り、後輩の指導など、チーム運営を全て学生が担っています。この経験により自主性や責任感を養うことができたと同時に、教師に必要な学級運営力や、子どもたちへの指導力も多少は身に付いたと感じています。■楜澤さん 私は英語分野の授業作りを行ったのですが、英語の授業で大事なのは、英語をいかに使ってもらうかなので、そこに重点を置いた授業作りを学びました。また、ゼミは英語学を学びました。もともと英語学について知識はなかったのですが、ゼミ生が私以外もう1人だけだったので、ほぼ個別指導で学ぶことができました。現在、卒業論文の作成に取り掛かっていますが、とても密にコミュニケーションを取っていただいて、時には1対1で指導していただけるのでありがたいです。大学生活では、アカペラサークル[kapela]に所属しています。50人くらいメンバーがいる札幌校では大規模な団体で、3年生の時は歌うだけでなく運営にも携わりました。サークルOB ・OGがいる札幌市内の小学校に出向き、音楽の授業でアカペラを披露したのはいい経験となりました。札幌校の学びと学生生活について──キャンパス長 それでは次に、皆さんが北海道教育大学札幌校で経験した学びや学生生活についてお聞きいたします。■落合さん 私が学んだ分野では、1年生から4年生まで全学年が縦割りでグループを組んで取り組む「授業作り合宿」を毎年行っています。ポイントは、1年生の時から先輩方にアドバイスをいただきながら授業作りに参加できることです。授業作りで意識したことは、子どもたちがやらされているという気持ちで授業を受けるのではなく、能動的に「やってみたい」「もっと知りたい」という気持ちを持ってもらうことです。講義でも教育実習でも、その点を注意して授業を作りました。実際、教育実習で4年生の算数の授業を受け持った時、かわいい表を作って興味を引き、「次は何をやるんだろう?」とドキドキさせるようにアプローチした結果、結構子どもたちがやる気を出してくれたのでうれしかったです。また、授業作り合宿では、縦の繋がりを構築することができるので、社会に出て実際の教育現場に立った時、その繋がりが大いに役立つと思っています。■菅原さん 私は2年生の時に行った「へき地校体験実習」が印象に残って
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