北海道教育大学 2025 大学案内
14/48

[教員養成課程(旭川校)]12教員の資質・能力の土台となる、教育の方法・歴史・制度・実践および関連諸学問(哲学、社会学、心理学)などを幅広く学び、より大きな視点から教育について考えます。教育学分野教員に求められる心理学の教養と実践力。特に、児童生徒の認知的・社会的発達に関する課題、学習法・教授法に関する理論と実践、また現代の教員に不可欠な心理臨床的な知識と実践力を養います。教育心理学分野幼児教育分野幼児期の発達特性を踏まえ、小学校教育との接続を視野に入れながら、幼稚園教育要領に示された各領域のねらい及び内容に基づいて展開される教育課程と指導方法について学びます。特別支援教育分野では、主として障害のある児童生徒に対する教育・支援について学びます。しかし、「障害」の概念は幅広く、突き詰めれば、子どもたちの多様性を受け入れ、適切に対応できる教師になることが目指されます。特別支援教育分野国語教育の主要分野である国語科教育・日本語学・近代文学・古典文学・漢文学・書道などに関する基礎的知識と、それを実際の教育現場で活用できる能力を身に付けます。英語学(文法・音声・意味・英語史など)、英語文学(イギリス文学・アメリカ文学・文学理論など)、英語教育学(第二言語習得・指導法・教材・評価など)および英語コミュニケーション学(非言語コミュニケーション・異文化理解など)について学びます。地域と世界の姿や出来事をさまざまな視角から動態的に捉え、それらを理解し、また社会の諸問題を主体的に調べ、考え、判断し、教育者及び一市民として適切に行動できる力を身に付けるために、人文社会科学の諸学問を学びます。数学専門の科目では、現代数学の考え方やその有用性について学ぶだけでなく、数学的な論理を操る力や理解力、表現力を身に付けます。数学科教育では、算数・数学教育の目的や指導内容、指導法、評価などについて学びます。理科を教えるには、楽しくわかる授業をすることが求められます。そのためには、自然科学について深く理解し、子どもにもわかりやすい言葉にする力を身につけること、そして、オトナとは違う子どもの学びの特徴を知ることが必要です。「ものづくり」を基本として、技術に関する科学的思考力と経験的知識を育み、それらに基づいた教育方法を学びます。特に、技術に関する基礎・基本を見据え、時代に即した教育のできる応用力・実践力を有する教員の養成を目指します。技術分野「くらしづくり」を基本として、ひと・もの・さまざまな環境との関わりの中で、現代社会における家庭生活を中心とした人間生活を総合的に学び、自立(自律)と共生の立場から、生活の質を向上させることのできる、創造性を有する教員の養成を目指します。家庭分野小学校、中学校、高等学校の音楽教科の教員として必要とされる、音楽教育への深い理解とともに専門家として高度な演奏技術を学びます。つまり、教育者としてまた演奏家としてバランスのとれた資質を磨きます。音楽分野人が豊かに生きるために大切な「美しいもの、優れたものに感動する力」、「感性を働かせながら創造する喜びを味わう力」を養う教育について、美術への深い理解と教育への探究を通して学びます。美術分野保健体育分野健康・運動・スポーツとこれらを取り巻くさまざまな事象を多面的に理解し、多岐にわたる運動技能を身につけ、実践的な保健体育科教育法を学びます。高度な専門性、豊かな運動実践経験、確かな指導力をそなえ、学校や地域社会に貢献できる教員を育成します。詳しくは本学ホームページ掲載のキャンパスガイド(PDF版)をご覧ください 教科教育を深く学び、教科の実践的指導力を持った小中学校教員を養成します。各教科教育専攻では、教科教育担当と教科専門担当の教員が緊密に連携し、特に中学校の教科内容の研究の充実を図っています。教育発達専攻国語教育専攻英語教育専攻社会科教育専攻数学教育専攻理科教育専攻生活・技術教育専攻芸術・保健体育教育専攻[旭川校]専攻・分野

元のページ  ../index.html#14

このブックを見る