[省察を導入した新たな教育課程の特色]16Hokkaido University of Education各校における「学校教育の実践と省察Ⅰ・Ⅱ」の内容は以下のとおりです。した際の「気づき」を題材として、学生同士のグループディスカッションを行います。これにより、教師の行為や指示の意味、授業やそれを支えているもの、子供の成長や人間形成に対する教育活動の意味について考察します。また、「学校教育の実践と省察Ⅱ」では、「学校支援体験」活動を通して、学校現場における教育活動に継続的に参画しながら子供と直接関わり、授業、教育活動、学校環境などグループごとにテーマを設定して、活動で得た「気づき」を基に省察を行い、教職への自信を深めます。動き、園児・児童・生徒の反応や態度を確かめます。参観で見たり感じたりしたことをその後の省察の授業で振り返り、グループで共有し議論を重ね、意見をまとめプレゼンテーションを行うことで、教育の現場で起きていることに適切に対応する力の基礎を固めます。この基礎をもとに、「学校教育の実践と省察Ⅱ」では、学校現場での継続的な学習支援活動で実際に子どもたちと関わります。その体験を糧に、教師としての自分を振り返ります。この積み重ねが教育実践力を培い、教職への自信とやりがいに繋がります。 釧路校の「学校教育の実践と省察Ⅰ・Ⅱ」では、実際に学校へ赴き、学級の中で子どもや先生方と一日を過ごします。「学校教育の実践と省察Ⅰ」では、教師の関わりに着目し、子どもへの接し方や信頼関係の作り方、子ども一人ひとりの性格や関心によって対応や会話の方法が異なること等を学びます。「学校教育の実践と省察Ⅱ」では、子どもに関わることを通して児童・生徒理解を深め、子どもにかかわる力を高めることで、子どもとの信頼関係を築きます。また、教育実習Ⅰに向けて、授業の進め方についても学びます。これらの実践を大学で省察し、自分の強みと課題に気づき、理想とする教師像を明確にしていきます。●札幌校 札幌校の「学校教育の実践と省察Ⅰ」では、様々な学校現場を訪問し、教師や子どもの視点から授業を観察●旭川校 旭川校の「学校教育の実践と省察Ⅰ」では、附属学校園等の学校現場を訪問し、授業や保育の流れ、教師の●釧路校
元のページ ../index.html#18