北海道大学 獣医学部 学部案内
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在校生の声3年生4年生5年生6年生北大獣医学部で学ぶ在学生からのメッセージですけつほ13Students Voice出身地千葉県出身地北海道出身地大阪府出身地大阪府獣医学部は、臨床だけでなくウイルスや寄生虫、放射線など幅広い分野について学ぶことができ、将来活躍できる範囲も広い学部です。特に北大獣医学部は日本有数の研究施設を持つだけでなく、帯広畜産大学との共同獣医学課程による学外実習や、ザンビアやタイなどへの海外留学など、学内に留まらない様々な学習機会があります。さらに学年を越え、学部全体の仲が良く、また先生方との距離が近いことも特徴です。獣医学を学んでいく中で、興味が湧いた分野について、低学年から先輩や先生方を通しアプローチしやすい環境があり、将来の選択肢を幅広くもてることも大きな魅力の一つであると思います。全国から集まる様々な興味を持った仲間達と一緒に、大自然に囲まれた北海道の地で、熱い6年間を過ごしてみませんか。私は生態系保全に関わりたいと思い獣医学部に入りました。低学年ではひたすら基礎知識を叩き込まれ、嫌になることもありました。しかし知識を積み重ねるほどに動物を「解像度高く」みることができ、生態系の基礎である個体について深く理解できるようになっているのを感じています。また、北大は私の興味分野が活発で、他学部の先生やサークル活動、独学するのにも良い環境と感じています。例えば構内には両生類の繁殖場所があり、私は毎年カエルの卵塊数を数えています。こんな人は獣医学部では特殊な部類だと思う方がいるかもしれません。しかし、獣医師はかなり幅広い分野をカバーする仕事です。どんな分野でも動物に興味がある人には良い場所だと思います。獣医師が活躍する場面は一体どこなのでしょうか。臨床獣医師や野生動物分野といった「動物」に対する仕事を思い浮かべる方が多いと思います。しかし実は医薬品開発や公衆衛生といった「人」と密接に関わる分野でも獣医師は活躍しており、様々な形で社会に貢献しています。この様に分野が多岐に渡ることから学部での勉強量は多く、大変だと感じることもあります。ただ、幅広い分野の中から自分が強く興味を持てる分野に出会える良い契機になるとも思っています。勉強面以外では、一学年の人数が少なく学年を越えて仲がいいことや、立地もよく、雪国ならではのウィンタースポーツを楽しめることも北大獣医学部の魅力だと感じています。自然あふれるキャンパスの中、充実した学生生活を送りながら6年間を通して自分が惹かれる分野を見つけられる最高な環境だと思います。獣医学部では、動物だけでなく人や環境の健康にも貢献できるような幅広い知識を習得します。実際、私も入学してから様々な「獣医師」の役割を知りましたが、なかでも北大獣医学部は卒業後の進路が多岐にわたっているのではないかと思います。さらに、タイ、ザンビア、イギリス、アメリカなどへ海外研修に行く機会があり、留学生もたくさんいるので世界規模で獣医学と向き合うことができるのも魅力の一つです。時には勉強が辛いこともありますが、学年が上がると共に知識を生かす機会が増えていき、目標が具体的になっていきます。挑戦を後押ししてくださる先生方をはじめ、あらゆる志を持った同期、先輩、後輩と絆を深めながら自分の夢を追いかけてみませんか。法華津 孝哉 さん伊藤 萌林 さん前田 麻友子 さん澁谷 実央 さん

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