北海道大学 理学部 学部案内
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COLUMN生命の営みを探求する繋いできたのでしょうか。生物学は生命の営みの基本原理を探求する学問です。多種多様な生き物を対象とし、体内の分子や遺伝子のはたらきを明らかにしようとする分子レベルの研究から、個体としての生き物がどのように環境に適応しているのか、さらに集団として自然とどのような関わりを持ちながら生きているのかなど、さまざまな角度から研究しています。Y染色体がなくなる!?:Y染色体が今消えつつあります。オスとメスはどのように決定されるのか、哺乳類や鳥類の性決定の分子メカニズムと進化を研究しています。花咲かホルモン:植物の中で起こっている、生きるためのメカニズムを解き明かしています。例えば植物の開花を調節するタンパク質を研究し、安定して収穫できる品種の開発を目指しています。卵を産む哺乳類!:卵を産む哺乳類であるハリモグラとカモノハシのゲノム解析をしています。餌の探し方や効率のよい繁殖の仕組みが分かってきました。早川 卓志 助教佐藤 長緒 准教授走査型電子顕微鏡による微細藻類の観察:3年生対象の学生実習での1コマ黒岩 麻里 教授生物学公式サイトへ先輩たちの活躍一覧こんな研究をしています09https://www2.sci.hokudai.ac.jp/40億年前に地球に誕生した生物はどのようにして命を

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