北海道大学 理学部 学部案内
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COLUMN地球が生まれて46億年地球は宇宙の中の一つの惑星この惑星は、 どのような誕生と進化を経て現在に至り、 未来はどのようになっていくのでしょうか。長い時間の中でどのように生命を育み、私たち人類を生むに至ったのでしょうか。 人類はこの星といかに共存していくべきなのでしょうか。地球深部から、大陸、海洋、大気、さらに惑星、 宇宙について、あらゆる科学的手段を用いてその答えを求めてゆくのが地球惑星科学です。ロマンかき立てられる太陽系と生命の謎の解明。一方で複雑多様な宇宙規模の諸問題の解明のため、物理学・化学・生物学の最新の手法を積極的に取り入れた教育研究活動が行われています。見延 庄士郎 教授高橋 幸弘 教授圦本 尚義 教授小林 快次 教授この機器で札幌市内の気温を測定し、暑熱環境に関する研究を進めています地球惑星科学科公式サイトへ先輩たちの活躍一覧こんな研究をしています13https://www2.sci.hokudai.ac.jp/大気と海洋の間で何がおこっている!? :地球の気候を支配する大気と海洋の相互作用を調べ、気候変動や異常気象、爆弾低気圧の謎を解き明かします。超小型衛星を打ち上げる:液晶を使ったカメラを衛星に搭載し、森林伐採や土地利用の変化を追跡調査しています。環境問題の解決策を探ります。太陽系の起源と進化、地球の海や生命を探る:小惑星探査機はやぶさ2で持ち帰った小惑星リュウグウの鉱物を調べ、太陽系の成り立ちに迫ります。開発した分析装置は世界でここにしかありません。北大で恐竜の研究:北海道は恐竜をはじめとする古代生物の化石の宝庫です。地中で眠っている未発見の化石たちと出会ってみませんか。

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