北海道大学 歯学部学部紹介 2022
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国際交流私たちは国際歯科部で1ヶ月間、韓国のことについて学びました。今回はコロナのため現地に行くことはできませんでしたが、オンラインで全北大学さんと交流したり、ソウル大学さんとのシンポジウムに参加させていただいたり充実した時間を過ごすことができました。またその他にも国際歯科部のメンバーと韓国の文化について調べてポスターを作成したり、韓国ドラマを見て語学学習をしたり、また韓国について一人ずつプレゼンしたりすることで韓国文化について理解を深めてきました。これらの活動の中で様々な学びがありました。私は特に全北大学さんとの交流が印象に残っています。ここではお互いの文化について調べ発表しましたが、調べ学習について不十分なところがあったり、自分達の考えを上手く伝えることができなかったり、たくさん課題の残る結果となりました。また個人的には自分の語学力不足を痛感させられ、少しショックを受けた部分もありました。その後ソウル大学さんとのシンポジウムで挨拶を務めさせていただいた際は、メンバー4人で短い時間の中でパワーポイントや原稿の作成を行いましたが、役割分担をしながら協力していい発表をつくることができました。今回、フロンティア基礎科目 国際歯科部において、有馬先生のもとで韓国について学びました。例年、全州にある全北大学への留学がプログラムとしてあったのですが、今回はCOVID-19の影響によりzoomによるディスカッションに留まりました。活動内容としては、同期4人で活動報告のためのポスター作成やzoom交流会のための資料作成、韓国語の勉強、個人で調べた韓国に関するパワーポイント作成及び発表を行いました。基本的に資料の作成は学生のみで行い、先生から受けた指摘等を踏まえて修正、提出を繰り返すことで、「人に見せる資料作り」とはどういったことであるかを学生自身が体得することが出来ました。また、zoom交流会では英語のみでコミュニケーションをとり、一部の学生は韓国語で全北大学の学生とやりとりをするなどとても貴重な体験が出来ました。その中で、お互いがお互いの国について調べた全北大学さんとの交流の際は緊張と自信の無さでなかなか言葉を発することができませんでしたが、ソウル大学さんとのシンポジウムでは自信を持って発表に臨めました。私が拙い韓国語で挨拶をするとソウル大学のみなさんが笑顔で答えてくださり、うまく話せなくても自分の気持ちを伝えようとする姿勢がいかに重要であるか分かりました。このように韓国文化についての学びだけではなく、数回のプレゼンを通して発表の仕方や伝え方などについても学ぶことができました。毎日とても貴重な経験ができ、とても良い刺激になったと思います。今回私たちは韓国に行くことはできませんでしたが、これからまたどんどん海外との交流もできるようになると思います。国際的な交流に興味がある方はぜひ国際歯科部に来てみてください。文化や風習について討論し合い、深めた友好関係や知識と言うのはこの上ないものだと思います。韓国語の勉強については、個々のイベントと並行して行いました。毎日一文、日本語訳と韓国語を記載して学生同士送り合い理解を深めると共に、実際の韓国語をリスニングすることでどのように発音しているかも併せて勉強していました。最後に、韓国という国について勉強するなかで学生4人のグループワーク能力の向上やグローバルな考え方、知識の定着が出来たと思います。とても有意義な時間を過ごすことができました。24国際歯科部での活動について ������������������歯学部4年市川茉莉萌全北大学とのzoom交流会を通したグローバル人材の育成 �����歯学部4年神藤万裕

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